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『半沢直樹』の大ヒットでドラマ関係者が嘆いているワケ

脚本家は構成やセリフを評価されたいけれど

 最後に、映画やアニメなどを手掛けるベテラン脚本家のC氏に『半沢直樹』について尋ねた。 「脚本家は、基本的には細かな演出面について台本に書いたりすることはないので、スタッフ陣や俳優さんの判断による“顔芸”だと思います。私としては今回の『半沢~』は展開やテンポも早く、登場人物も多くやや複雑なところも多いので、オーバーな演技がストーリーにメリハリをつけるためのよいエッセンスとして効いているなぁと感心していますよ。  本音を言えば、作家的には構成やセリフを評価してもらいたいですが……視聴率を取りたいドラマであれば、分かりやすさとキャッチーさがないとダメな時代ですから。むしろ今は、ネットドラマやアニメのほうが繊細なセリフ回しを生かした台本を求められているので、作家としては適材適所でよいモノを描ければと思っています。『半沢~』をバカにする気もないですし、ドラマを盛り上げてくれてありがたいとしか思ってないです!」  このように、『半沢直樹』の“顔芸”やオーバーな演技に、業界人はそれぞれ思うところがあるようだが、最終回にむけての盛り上がりを期待していることは確かのようだった。  果たして前回の最終回平均視聴率42.2%を超えられることができるのか? さらなる“顔芸”はあるのか? テレビの前で心して待ちたいと思う。<取材・文/木田トウセイ>テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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