難関資格を続々取得!“FP1級”サバンナ八木真澄が教える、ラクラク節約術「白州の空き瓶にトリスを移して飲もう」
初の自著『年収300万円で心の大富豪』を出版したり、念願のFP1級・一種外務員資格試験に合格したりと快進撃が続くサバンナの八木真澄さん(@yagimasumi1974)。所属する吉本興業が2024年発表した「営業出演本数ランキング」でも約6000組中4位にランクインしており、話題性にも事欠かない存在だ。お笑いの範疇を超えて、本を出版したり、FP1級等の資格を取得する目的とは?
――オリジナルの節約術やお金に対する考え方をまとめた『年収300万円で心の大富豪』が面白いと話題になりました。
八木真澄(以下、八木):ありがとうございます。僕は昔から日記みたいな小説みたいなものをちょこちょこ書いていて、2年ほど前からは、生活する中で生きやすくなるルールや教訓なんかをスマホのメモに入れていたんです。それを千原ジュニアさんのYouTubeで紹介したら、KADOKAWAさんから声がかかって本になりました。
――何をきっかけに、これらのメソッドや教えに気づいたのですか?
八木:そもそも、自分の置かれた環境が特殊というのがあると思います。芸人である僕のまわりには何億も稼ぐような人もいれば、毎日バイトしてるような人もいて、お金持ちとそうじゃない人の振れ幅がすごいんです。そんな人たちと過ごす中で、自分自身をどうコントロールするかは非常に難しいですよね。どちらかの感覚に合わせるのも違う気がします。
どこを軸にするか考えた時に、他人の目や一般的な考えは一切気にせず、どちら側にも偏らない、僕だけのアリナシのボーダーラインをはっきりさせようと思ったんです。自分がなぜ他人を羨ましいと思うのか、なぜ妬ましいと思うのかとか、色んな角度から自己分析をしていきました。そうしたら、400か条ぐらいになったんです。
――多いですね(笑)。具体的には、どんなルールがあるんですか?
八木:例えば……営業で地方に行った時は、安いビジネスホテルには泊まるけど、カプセルホテルには泊まらない、ですかね。なぜなら、夜にFaceTimeで家族とのビデオ通話ができないからです。
また細かい話だと、営業で地方に行った時にスーパーなどで売られているオススメがその地方の特産品かどうかを調べたりもします。例えば海鮮丼が売っていたら、そのネタが近くの海で獲れるものなのかどうかを調べるんです。せっかく地方に行っているなら、その土地の美味しいものが食べたい。でも、どこか遠くの海から取り寄せているネタを使っているんなら、別に食べなくてもいいと思うんですよね。
こういうふうにひとつずつ自己分析していって、本当に大切なものは何なのか、なぜそうしなければならないのかなどの明確な理由を見つけていきました。その結集が『年収300万円で心の大富豪』なんです。
はじまりは自己分析、初の著書
ビジネスホテルには泊まるけど、カプセルホテルには泊まらない
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