恋愛・結婚

「あとの話は弁護士を通してください」離婚届を突き付けてきた妻に何が?

離婚届

写真はイメージです(以下同じ)

 妻から離婚を言い出す場合、それは一時の感情による衝動的なものではなく、前もって準備を重ねたうえでの計画的な行動であることがほとんどだ。

離婚届と弁護士の名刺を渡して妻が出て行った

「数年前に別れた妻は、私が3日間の出張で家を離れている間に自分の荷物を運び出していました。家に戻ると、モノが減って妙にすっきりしたリビングのテーブルに妻が座っていて、目の前に記入済の緑の紙を出して『離婚してください』って。そして、『今後の話は弁護士を通してお願いします』と代理人の弁護士の名刺を置いて、家を出ていってしまったんです」  そのときの光景が目に焼き付いて今も忘れられないと語るのは、自動車メーカーに勤める藤田佳孝さん(仮名・39歳)。出張に行くときは「行ってらっしゃい」と送り出してくれたそうで、あまりのギャップに天国から地獄へ落とされた気分だったとか。 「その場で離婚の理由を尋ねましたが、妻はそれに答えようとはしませんでした。部屋に残された私は、しばらくテーブルの上に置かれた離婚届を見つめていましたが、そのうち一方的に別れを要求した妻への怒りがこみ上げてきました」  このとき2人は結婚5年目。子供はいなかったが夫婦仲は決して悪くなかったと藤田さんは思っていた。 「家のことを妻に押し付けたりはせず、家事はきちんと分担していましたし、休日はよく一緒に出かけていました。ケンカをすることも滅多になかったし、DVやモラハラだって誓ってやっていません。だから、どうして妻が突然あんなことを言い出したのかわかりませんでした。ただ、ひょっとしたら私の知らないうちほかの男とデキているのかもしれないとは思いました。そこで興信所を頼んで調べてもらうことにしたんです」

妻は職場の上司と不倫していた

不倫 依頼から10日ほどで調査結果が出て、結果はクロ。妻は自分の勤め先のバツイチ上司と不倫しており、彼の家に何度も出入りする様子が写真に収められていたそうだ。 「ほかにもご近所の方の証言から私の出張中、不倫相手を私の家に招き入れていたことも明らかになりました。興信所から紹介してもらった離婚問題に強い弁護士さんに『これだけ証拠が揃っていれば、奥様の有責で離婚できます』と仰っていただき、妻の代理人との話し合いに臨むことにしたんです」  相手方の弁護士は、藤田さんも弁護士同席だったことは想定内なのか驚かなかったが、不倫の証拠を見せると表情が一変。そのことをまったく知らなかったのか席を外し、再び戻ってくると「大変申し訳ありませんが、後日改めて話し合い形でよろしいでしょうか」とその日はお開きに。  だが、その日の夜に連絡は弁護士を通せと言っていた妻から着信。電話に出ると、「あの人とはそういう関係じゃない!」と強い口調で否定してきたという。 「相当焦っている様子が手に取るようにわかりました。ただ、ハッキリとした証拠があるのに今さら否定されても話すだけムダですし、今度はこちらから『話があるなら弁護士を通してほしい』と妻に言われたことをそっくりそのまま言い返してやりました」  次に行われた話し合いでは、妻とその相手の上司も同席。弁護士から説得されたのか、最初から不倫の事実を全面的に認めていた2人。離婚には合意したが妻には300万円、相手の男性にも同額の慰謝料を請求することに。
次のページ
結婚はもうこりごり?
1
2
Cxenseレコメンドウィジェット
ハッシュタグ
おすすめ記事