次々と明るみになる芸能人やスポーツ選手の不倫報道。これまで筆者も度々この話題を取り上げてきたが、不倫をする男女達は何を考えてそのような行為に至っているのだろうか？ 　いつも辛口ジャッジを繰り広げてくれる、経験豊富な熟女キャバ達に不貞を働く男女の心理を暴いてもらうとともに、過去の自身の経験まですべてを語ってもらった。 　まず、初めに不倫する男女の心理を語ってくれたのは、都内の熟女キャバクラに勤務するアキナさん（仮名・35歳）。 「不倫が起こるきっかけって、ものすごい単純なことだと思うんですよ。男は性欲で、女は本気。既婚男性が妻以外の女性と寝たいと思ったとき、普通に女性を誘っても絶対に断られるじゃないですか。すると男は寝たい一心で『好き』とか『妻とはしてなくて……』とか嘘をつく。それを女が信じてしまうから、不倫関係に陥ってしまうと考えます。 　一方、女がきっかけで起こる不倫は相手に本気になっているパターンが多いですよね。私の友人で高校の同窓会で既婚男性と再会したことから不倫関係になってしまった人妻がいるのですが、旦那さんへの愛情はとっくになくなっていると言っていました。しかも、子供が家を出たら本気で不倫相手との再婚を夢見ているのだとか。SNSに不倫相手とのデート写真をあげて匂わせたりと、最悪旦那さんにバレてもいいと開き直っています」 　一方、自身も若い頃に不倫をしたことがある……と語るのは都内のラウンジに勤務するリンカさん（仮名・37歳）。 「芸能人の不倫報道って相手の女性が20代ということが多いと感じていますが、若い人って不倫がどれほど重大な問題なのか分かっていないと思うんですよね。私も大学生の頃、既婚者のお客さんと付き合っていたことがあるんですが、罪悪感なんてものは一切ありませんでした。 　不倫している友達の中には奥さんよりも自分のほうが愛されていると内心マウントをとって喜んでいる子もいましたけど、それでも所詮は遊び。万が一、奥さんにバレて慰謝料請求なんてことになったら、土下座してても引き下がっていたと思います。 　でもその後、28歳で結婚した後、旦那が複数の女と浮気をしていたのがわかったときはめちゃくちゃ怒り狂いました。幸い、子供がいなかったので慰謝料もそこそこに離婚したのですが、あのときは自分が若いときにしていた行いがブーメランになって返ってきた……と思いましたね。今、不倫をしている若い子達も結婚したときに自分の過去の重さに気が付くと思いますよ」