「部下と2人きりで食事なんて許せない」嫉妬深すぎる妻に限界
どこからが浮気なのか、その定義は人それぞれ。法律上は「配偶者以外と性的関係を持つこと」となっているが、なかにはもっと厳しい線引きをしている者も。
「最初の妻は、付き合っていたころから友達と飲んだり遊びに行くって話をすると、そのメンツに女性がいないのかを聞いてくる子でした。彼女にとっては女友達と遊ぶことも浮気同然の裏切りだったのですが、当時の私には親しい女友達はおらず、実害は感じていませんでした。だから、彼女が狂気じみた束縛をしてくるなんて想像できなかったんです」
1年半の交際を経て、2人はゴールインするが、ちょうどこの時期に異動で営業部に配属。そこで一緒に組むことになったのが入社1年目の新人女性社員だった。
「実は、営業部は出戻りで経験もあったため、上司から新人の教育係を任されたんです。当然、外回りも彼女とコンビを組んで動いていたわけですが仕事上のことですし、妻には一切話していなかったんです」
ところが、帰宅後に急な仕事の要件で彼女から電話がかかってきてしまう。そのとき坂村さんは入浴中だったのだが、着信のあった会社支給のスマホはリビングのテーブルの上に置いたまま。妻は画面に表示された女性の名前を見たらしく、風呂から上がると見るからに不機嫌そうに『オンナから電話があったわよ』と言われたそうだ。
「仕事用ですし、名前の前にちゃんと営業部って入れていたんですけどね。ただ、妻は『こんな時間に電話とか本当に仕事なの?』って疑われるし、折り返し彼女に電話をしたときも『スピーカーモードにして!』って言われて通話内容もチェックされました」
通話途中で妻が入り込むことはなかったが、電話後は彼女との関係を根掘り葉掘り聞かれ、営業部で一緒に得意先回りをしている新人女性社員であることを説明。しかし、これに対して彼女はとんでもないことを言い出す。
「日中ほぼ社外という日も多いですし、食事も出先で彼女と食べにいきますし、時間調整などで喫茶店に入ることもあります。私にとっては仕事上の関係以外の何物でもなかったのですが、妻から『2人きりで女性と食事やお茶をするなんて許せない!』とヒステリーを起こされてしまって。仕事だから理解してほしいと何度も説明したのですが、『上司に彼女を外してもらうように頼んで!』と言って聞きませんでした」
さすがに妻の異常なまでの嫉妬に気づいたそうだが、かといってこんな無茶なお願いを上司にできるわけもない。とりあえず、妻には「彼女はほかの同僚とコンビを組むことになった」とウソをつくことに。
それでも妻は彼の社用スマホをこっそりチェック。通話記録やメール履歴を見られてしまい、彼女とのコンビを解消していなかったことがバレてしまう。ほかにも取引先の女性担当者と会食していたことも知られてしまい、激怒した妻に「内勤部署への異動願いを出すか、会社を辞めろ!」と言われる修羅場に。
坂村瑛太さん(仮名・37歳)の元妻も嫉妬しやすい性格で、仕事に支障をきたすほど束縛がキツかったという。
交際中は束縛されても実感がなかった
外回り中、同僚女性と食事をするのも許せない妻
1
2
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ