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転売ヤーに目をつけられた鬼滅コラボ商品。1万円超の「鬼滅の刃マンチョコ」セットも

ワイドショーでは立川志らくが怒りの声

メルカリ

メルカリでは、30個入りボックス×2(60個)で1万6999円

 メルカリでは、依然として大胆な値段設定の商品が売り出されている。たとえば、鬼滅の刃マンチョコ30個入りボックス×2(60個)で、1万6999円。本来の小売価格を考慮すると、かなりの利益が見込めると推測できる。  この「鬼滅の刃マンチョコ騒動」に関しては、ワイドショー番組の司会者やコメンテーターも様々な意見を口にしている。「グッとラック!」(TBS系)では、落語家・立川志らくが転売ヤーを「こいつらクズ」とバッサリ切り捨てた。その一方で、「転売は資本主義の原則」と擁護する声もあるようだ。

「正当な商行為」か「不公平な転売」か

 確かに、転売行為自体は正当な商行為。特殊な価値が発生しているものをどこかで安く仕入れ、それを他の顧客に高く売るのは商業の基本と言える。  だが、鬼滅の刃関連商品に関しては「買い占め」という極めて人為的・作為的な行動により価格が高騰していて、それが鬼滅ファンの怒りを買っているというのもまた事実である。いずれにせよ、このような「鬼滅需要」とそれに伴うグッズ高額転売はまだしばらく続きそうだ。<取材・文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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