更新日:2012年04月12日 09:12
デジタル

【拡張現実】いまやゲームのキャラと一泊旅行ができる時代

現実環境に情報を付加する「拡張現実(AR)」技術。その革新速度はめざましく、広告だけではなくゲームにも本格導入され始めている。ARでゲームがますます面白くなりそうだ  拡張現実(Augmented Reality)をふんだんに駆使したゲームが登場した。恋愛シミュレーションゲームに革命を起こした『ラブプラス』をニンテンドー3DS専用ソフトとして新装した『NEWラブプラス』だ。
NEWラブプラス

NEWラブプラス 風景にキャラを重ねリアルなデートを実現

 同シリーズの『ラブプラス+』では、ゲーム内イベントとして用意された熱海一泊旅行にユーザーが実際に参加、3DSとユーザーが枕を並べて宿に泊まるという、 『ラブプラス+』を知らない人から見ると世も末というか、とにかく凄いゲームであった。  これまでのラブプラスシリーズは出会いから始まり、交際を深めていく時間はキャラクターと共有できたが、現実とゲーム空間は断絶されていた。画面に現れる風景はCGで作られ、現実世界のキーワードや情報は登場するものの、あくまでゲーム空間が主である。だが『NEWラブプラス』では、現実の風景にゲーム映像を重ね合わせることで、キャラクターとユーザーが同じ空間を共有することが可能。さらに、3DS搭載のジャイロ機能を使って、今まで動きが限定されていたキャラクターが、3DSの動きに合わせてアングルを自在に変えて現れる。また、ラブプラスユーザーの夢だった、現実の風景にキャラクターが現れ、一緒にデートすることや好きな場所にキャラクターを立たせることができる。これらはすべて、ARによって可能になったのだ。 【NEWラブプラス】 KONAMI/対応機種:ニンテンドー3DS/6980円(税込み)  (C)Konami Digital Entertainment ― 遊べる[拡張現実]プロダクトガイド【1】 ―
NEWラブプラス

飛び出せ!! 僕だけのカノジョ。

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