恋愛・結婚

ゲス不倫を繰り返す夫に妻たちの出した答え。パイプカットの制裁も

浮気発覚

写真はイメージです

 芸能人の不倫ニュースがあると、裏切られた側である妻のリアクションが気になるところ。許すのか許さないのか、別れるのか別れないのか。多目的トイレでゲス不倫をしていた芸人の妻も、不倫に懲りない元国会議員の妻も、現状では別れない選択をしている。むしろ、不倫されたことへの対処の仕方しだいでは、彼女たちの株が上がることも多々ある。だが、それはあくまでも有名人の話。では、一般社会で不倫をされた妻たちは、どうやって夫を「許した」のだろうか。

「誘っても断るから……」浮気に走った夫の言い訳

「初めて浮気されたのは、長男を出産後すぐ。もちろんすごく傷つきましたが、妊娠中から産後にかけてセックスレスの状態が続いていたので、仕方ないのかもなと思って」  そう語るのは、澤田みどりさん(仮名・38歳)。大学時代のサークルの先輩だった旦那さんと結婚して、現在は2人の息子がいる。初犯はおおいに反省し、育児にも協力的になった夫だが、数年後またもや浮気が発覚。飲み屋で知り合ったという素性の知らない女性と、数か月に渡って逢瀬を重ねていた。 「子供達の手が離れて、私が本格的に仕事復帰した矢先のことだったんです。気がついたら、またレスになりかけていた。主人を責めると、『誘っても断るんだから、お前のせいじゃん』と開き直られてしまいました」

セックスレスは、現金で解決へ

 息子2人は小学生になったとは言え、毎日仕事から帰って夕飯を作り、家事をして、残った仕事を仕上げて、明日の準備をして……。一日を終えるころには当然ヘトヘト。夫婦のコミュニケーションは減ってしまっていたという。何度か誘われたものの、無下に断ったという負い目もみどりさんに少しはあった。 「ようやく一日が終わるってときに主人に付き合ってセックスするのは、体力的にも疲れる。でも、これが仕事だと思えば頑張れるのかも……と」  そこでみどりさんはなんと、「一回5000円、現金払い」を旦那に要求したという。これだけでも驚きなのだが、なんと旦那は「え~、そんなのでいいの!」と、まるで餌をもらった子犬のように喜んで、払うようになったという。

エスカレートする要求と貯まるお金

「このあいだは『これで2回お願い』と1万円もらいました。だいたい月に3万円くらいを目標に稼いでいますね。私も、ほしいものがあるときや、そろそろ現金が必要だなと思うときにおねだりするようになりました。ただ、最近『舐めてほしい』とか『最後、手でヌイて』など調子に乗った要求してくるようになって。夫婦だからキスくらいは許可しますが、そろそろオプションを考えようかと思っています(笑)」  このコロナ禍で、外での浮気も憚られるご時世。出歩いて感染のリスクを高めることもないし、外でお金を使うこともなくなったし、奥様も(金銭的に)潤うし……と、一石何鳥もの解決法である。形はどうあれ、夫婦関係は円満になっているという。
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浮気を隠さない、遊び人の夫
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