関西のオーディション番組からデビューしたRe:Complex。左から森下真帆、南埜巴那、辻内祈、吉田悠祐の4人がインタビューに登場
今年3月21日、鮮烈なデビューを飾った、Re:Complex(通称・リーコン)。人気オーディション番組「関西発!才能発掘TV マンモスター」(MBS)のオーディションで選ばれた、男女15人の大型ダンス&ボーヴォーカルグループだ。彼らをスターダムに伸し上げたのは、多くの邦楽アーティストを手がけてきた人気プロデューサーの田中隼人氏。そして所属事務所は、NMB48などさまざまなアイドルを手がけてきた、Showtitle! リーコンは、今年最も注目度の高い新人グループと言える。
15人のメンバーたちは、実に個性的。今回は女子キャプテンを務める森下真帆、吉田悠祐、辻内祈、南埜巴那が登場。プロジェクト開始から約1年、変化し続けるリーコンの今を聞いた。
超個性派メンバーが集結!
――セカンドシングルの発売決定、おめでとうございます。リーコンとして活動を始められてから約1年が経ちますが、なにか心境の変化はありましたか?
TRFのバックダンサーも務めた実力派ダンサーの森下真帆。MC時の関西おばちゃん風トークは必見!
森下:ファーストシングルを出したときは、まさか、セカンドまで出させてもらえるとは思っていなかったんです。MVも撮影して、ライブでお披露目もしましたが、まだ本当にセカンドが出るんかなぁと(笑)。ライブを重ねるたび、どんどん「いいものを届けたい」という気持ちは強くなってきています。
吉田:リーコンとして活動を始めてから、みんなが活躍の場を広げているんです。男性メンバーはラップだったり、あと最近は舞台に出させていただいたり。ダンスと歌はもちろんですが、いろんな挑戦をして、リーコンとしての可能性を広げていっていると思います。
森下:グループとしてのまとまりは、日々高まっているよね。みんなそれぞれが、スキルもだけど、心の面でもすごく成長しているなぁと。
――森下さんはTRFのバッグダンサーを務められていたんですよね。みなさん、憧れのアーティストを教えてください。
森下:私はTRFさん。ツアーに参加させていただいてとっても影響を受けたし、おじいちゃんおばあちゃんから子供まで、世代問わずに愛される楽曲をたくさん持っているので。
神戸育ちの吉田悠祐は音源制作から映像まで手がける
吉田:僕は高校生のときにナインティナインの岡村さんがテレビ番組の企画(※注)で踊っているのを見て、衝撃を受けて。僕もこんなダンサーになりたいな、と。それからずっとストリートで踊り続けていました。
(※注:フジテレビ系列「めちゃめちゃイケてるッ!」にて結成された、EXILEと岡村隆史のコラボユニット、オカザイル)
南埜:私は幼いときからずっとクラシックバレエと声楽をしていて、宝塚歌劇団が好きで……タカラジェンヌに憧れています。オーディションも、バレエの先生に薦められて受けてみたんです。
――森下さんは最年長で女性キャプテンですが、やはり年齢差のあるメンバーたちは弟、妹みたいなかんじでしょうか?
森下:私はいま26歳で、若いメンバーだと15歳とかなんですけど……。私たちの世代で流行っていたものを知らないんです! セーラームーンも、SPEEDも、知らないよね?
辻内:う~ん。聞いたことは、あります(笑)。
森下:私が憧れていたモノやコトを全然知らないんで、びっくりしますね。でも、逆に私が知らないものを教えてくれたりするので、年齢差ってお互いすごく刺激的なことだなぁって。
――森下さんは、頼れるお姉さんという感じ?
南埜:甘えちゃっているのかも。今日の衣装は、セカンドシングル「Scream!!!」のMVでも着たものなんですけど……。さっきも私「またベルトの留め方忘れちゃった!まほさ~ん(泣)!」って。でも、まほさんは「そんなんわたしも知らんわ!」って返されましたけど(笑)。
辻内:お姉さんというか、お母さんみたい…? ライブ前の楽屋でも「みんな、はよ行くで!」って。
吉田:まほさんは、ライブのMCが関西のおばちゃん風なんです。めっちゃ面白い。MBSラジオにも出ていますし、リーコンのMCはまほさんに任せておけば間違いないです。