「僕がプレゼントしたネックレスのブランドと型をインスタでタグを検索してみたら、たまたまヒットしたらしいんです。もらったプレゼントと行ったレストランが一緒だから奇遇だな、と思ったらしく、そのままスクロールしていったら、僕の写真があったとか」 　ものすごい気まずいムードになり、ただただ2人で黙っていたそうだが、彼女が「どっちが本命なの？」と切り出した。 「もう言い逃れのしようがないじゃないですか。だから、バカ正直に『どっちも真剣に好きだ』と伝えたんです。どちらとも別れたくないし、どちらかを選ぶことも出来ない、と。そしたら当たり前ですが、フラれてしまいました。 　彼女としては自分が本命で、もう一人は浮気相手だったら許す気だったみたいなんですが。さすがに『どっちも本命』は受け入れられない、とフラれてしまいました。まぁ、自業自得ですよね」 　そして、最悪なことに翌日にはもうひとりの彼女からも別れを告げられたという。 「インスタのDMで全て聞いてしまったみたいなんです。僕とのLINEのスクショやツーショット写真も大量に送られてきて『もうちょっと無理……』と言われました。もう前日の時点で、絶対こうなるだろうなと予想してたんで、意外と諦めはつきました。でもやっぱり、一気に大好きな彼女2人を失うっていうのはヘビーな経験でしたね」 　三浦さんは「あの時はどうかしてました」と笑いながら「今後もう二股はしない」と言い切る。 「懲りましたね。それに普通に考えて2人と真剣に付き合うってコスパ悪すぎますよね（笑）。ある意味、去年終わっていて良かったかも。あのままじゃあ、どちらかに結婚を迫られても答えが出せなかったと思います」 　そして、この一件から付き合う女性を選ぶ基準が変わったという。 「僕自体がそんなにSNSをやらないので、二股していた彼女2人があんなにマメにインスタをやっていたことにもビックリしました。なんかフォロワーにマウント取るような投稿も多くて引いちゃいました。一般人なのに、自己掲示欲が強いんだなって（苦笑）。ちくいち行った店やもらった物、恋人の写真に変なハッシュタグをつけて載せるタイプの女性は苦手だって気が付きました」 　今は、新しい彼女が“1人”いるという三浦さんだが、決め手はSNSにあまり関心がなかったところだという。 「100％僕が悪いのは分かってますが、まさか自分自身に落ち度がなくても別のところでバレるなんて生きにくい世の中になりましたね。実は周りにもSNSキッカケで浮気がバレたとか、嘘がバレたとか多いです。悪いことしなければいいのは100も承知ですが……」 　最後まで「クリスマスとSNSがトラウマです～」と言い続けた三浦さん。今年は無事に平和なクリスマスを過ごしてもらいたい。＜取材・文／吉沢さりぃ＞ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』（イースト・プレス）、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』（ともに彩図社）などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X（旧Twitter）：@sally_y0720