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イヤでもお金が貯まる「仕組み」実例集【その14】

カリスマ会計士から話題の転職代理人まで登場 ビジネス本著者に学ぶ「新発想で貯める仕組み」 ◆週1回の金券ショップ通いで生活費1割減! 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』で知られるカリスマ会計士の山田真哉氏は、週1回金券ショップに通うことが「自然と貯まる仕組みになる」と豪語する。 「金券といえば、映画、電車、商品券くらいしか思い浮かばない人も多いでしょうが、ショーケースをよく見渡せば、衣食住のほぼ全てが賄える魅力的な金券が並んでいる。大半が1~2割引きで買えるので、うまく組み合わせれば生活費を自動的に1割くらい削減できます。金券の活用は家計管理にも有効。財布の現金を減らして金券を増やせば、ムダな消費の抑止に繋がります。1か月の本代を5000円と決めていた場合、図書券を5000円分買って、それ以外では本を買わないようにすれば、強制的に予算を守ることになりますからね」  山田氏の財布を覗かせてもらったが、確かにお札は少なく金券が目立つ。……ところで、この大量に入っているのは? 「これは全国3万店以上の飲食店で使える『ジェフグルメカード』。和民、白木屋などの居酒屋でも使えるので、ぜひサラリーマンは持っておきたい。500円券が450円程度で売っているので、幹事役となりお金を集めてジェフグルで支払えば、自分の飲み代くらいは浮かすことができますよ」  さらに、山田氏が「トリプルK」と呼ぶマスト金券が存在する。 「まず一つが『携帯電話』のプリペイドカード。ドコモは5%引き程度ですが、auやソフトバンクは2割引きで購入可能。記載されている番号を打ち込むと、料金がチャージされて月額料金から差し引かれます。次のKは『カラオケ』で、若者に人気のパセラの優待券は500円券が200円で出回っている。一人1枚と使用制限はありますが、大人数で行った場合の回収率はなかなかのもの。そして最後のKは『車』です。タイムズなどの大手コインパーキングで使える200円券が、160円程度で売っています」  ちなみに山田氏の財布からは、大量のポイントカードとともに大量のレシートが……。 「もらったレシートに『必要』『不要』のいずれかを内容に応じて書き込み、『不要』を財布に戻すんです。溜め込むことで、ムダ遣い抑制のお守りになりますよ。レコーディング貯蓄よりラクだし、心理的効果も大きい。今や時代はレコーディングより仕分け。岡田斗司夫より蓮舫ですよ!」 ●山田真哉氏 公認会計士。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)はミリオンセラーに。 近著に『目のつけどころ』(サンマーク出版)


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