恋愛・結婚

バレンタインの悲劇「勝手に勘違いした自分がバカみたい」

「ゴメン、彼女がいるんだ」

悲劇「普通に喜んでたら『ゴメン。俺、彼女いるんだ。勘違いさせていたら本当にゴメン』って。一瞬、意味が分からなくなったけど、『いや、いつものお礼ってだけだから!』と言ってごまかした。彼は満面の笑みで『良かった! こんな高級なチョコだから本命なのかと焦ったよ(笑)』って。もうそこからは、あんまり記憶がないですね」  彼には遠距離恋愛をしている彼女がいて、相澤さんのことは本当に“気の合う友人”と思っていたんだとか。 「勝手に勘違いして『付き合うキッカケを与えてやるか!』なんて思っていた自分が恥ずかしいです。なんかバカみたい……」

2月生まれの彼にバレンタインと誕生日で10万円

 伊藤純さん(31歳・仮名)は、バレンタインで大損した経験があると苦笑いする。 「もう4年ぐらい前の話なんですが、当時の彼氏の誕生日が2月のはじめだったんです。だから誕生日をお祝いして、バレンタインもあげた。合計10万円は使ったんですがホワイトデー前に振られたんで、本当にマイナスでした」  大枚を叩いたにもかかわらず、些細なことで喧嘩になってしまい、別れてしまったという。 「付き合ったのが10月で、クリスマスはまだ付き合いたてだから、何もしないってことでお互い何もナシでした。私の誕生日は7月で『海外に連れていってあげる』と言ってたから、“じゃあ、先に私が盛大に祝ってあげなきゃな”と。それでブランド物の財布と高級レストランを誕生日に、そしてバレンタインはチョコとネクタイをあげたんです」  伊藤さんは「あぁ、あんなにお金を使わなきゃよかった」と凹んだという。彼が好きだった気持ちよりも“損をしてしまった”気持ちが大きかったそうだ。 「なんか騙された気分で(苦笑)。好きだったけど、こんなにあっさりと別れるとは思ってなかったので。そこまで豪華にする必要あった?って後悔しました。それ以降、付き合ってから浅いうちは、バレンタインも誕生日も5000円以下って決めています」  真顔で「バレンタインじゃなくてホワイトデーが先なら絶対に損しないから良いのにな」と口にする伊藤さん。これが女性側の本音のひとつかもしれない(笑)。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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