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地方移住した30代SE。8万円の家賃が3万円台「自宅篭りは苦にならない」

自宅に籠っていても苦にならない

「もともと1人で過ごすのは全然嫌いじゃないし、自宅にずっと籠っていても苦になりません。だから、今の在宅SEもラクな仕事じゃないけど、自分のペースで作業できるのでそこは天職だと思っています。それに友人とはコロナ以前からオンラインでやりすることが多く、そこに関しても東京に居たころとあまり変わりません。こんな風に言うと、『だったら別に移住しなくてもいいじゃん!』ってツッコまれそうですけど(笑)」

東京では手に入らない新鮮食材。すっかり料理が趣味に

魚 ちなみに移住後の生活での一番の楽しみは食事。もともと魚介系が好きで地元の食材が近所のスーパーで安く手に入るため、今は料理をするのが楽しいという。 「東京では干物しか見たことがないホッケが生魚として売られていたり、ほかにもボイルされていない生のホッキ貝とかが普通に売られていてテンションが上がります。最近は道内じゃ定番のお惣菜でもあるホッケのフライにハマり、週3回は自分で調理して揚げたてのやつを食べています」  いくら独身で仕事にも支障がないからとはいえ、普通は知り合いがいない土地にたった1人で移住しようとは考えないはず。本人は半引きこもり生活と笑って話していたが、そんな新天地での生活を思った以上に満喫しているようだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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