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「3股男」と文春に報じられた歌手・優里。甘ったるい歌のスパイスになるか

 シンガーソングライター、優里(26、男性)の歌う「ドライフラワー」(作詞・作曲 優里)が大ヒット中です。YouTubeでの動画再生回数は6300万回を超え(2月28日時点)、3月1日付のビルボードチャートでも3位にランクイン。昨年10月のリリース以来、ロングヒットを記録しています。  切ない歌詞に、甘酸っぱいメロディが若い世代の支持を集め、“純愛系アーティスト”として大ブレイク中なのです。
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3人の女性が次々と語った“クズ男”ぶり

 ところが、そんな優里に“文春砲”が。2月11日配信の文春オンラインで元アイドルの高木紗友希(23)との交際が報じられた後、スキャンダルが噴出。高木さん以外とも、同時に3股交際をしていたというのです。  文春オンライン(2月27日配信)は、3股をかけられた女性3人に直接取材。そのうちの一人は、当時お金のなかった優里を自宅に住まわせただけでなく、衣服や食事で500万円分ほどの面倒を見たと語っていました。  しかし、優里はバレンタインデーなどのイベントを立て続けにドタキャン。その都度、「母親が倒れた」とか「バイトがあるから」と言っては、彼女と会うことを避けていたのだそう。そして、売れっ子になると彼女からフェイドアウト。  その女性も、「優里の話はどこまで嘘か本当か分からない」と途方に暮れていたそうです(友人の証言)。

優里をブレイクさせた、王道すぎる純愛ソング

 いかにも“クズ男”、“だめんず”の典型ではありますが、どうあれ肝心なのは曲です。  というわけで、「ドライフラワー」を聴いてみると、これがまた王道も王道。終わった恋の感傷に浸る歌詞を、ミディアムテンポでドラマティックなメロディとコード進行が盛り上げる。エレキギターのストロークを中心にした弾き語り風のアレンジから、「別の人の彼女になったよ」(wacci)を思い出しました。もっとも、前フリからきちんとオチをつける歌詞の構成、演奏のグルーヴ、メロディの練られ方等、wacciのほうが数段上ではありますが。  加えて、日本語をわざと外来語っぽく崩して歌う優里のボーカルも、こてこてのオールドスタイル。つまり、「ドライフラワー」という曲には、良くも悪くも新しい要素がひとつもないのですね。一周回ってもとに戻ってるんでしょうかね。
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“まっすぐ”じゃなかった優里
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