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ラウンジ離党の白須賀議員に「またか」の声。自民党“魔の世代”の不祥事総ざらい

銀座三兄弟の報道直後にラウンジ訪問の白須賀議員は問題児で有名だった

 2月18日発売の週刊文春2月25日号にて、緊急事態宣言下にも関わらず午後8時以降に港区の接客を伴う高級会員制ラウンジを訪れたことをスクープされ、当雑誌が発売される前日の17日に自民党を離党した白須賀貴樹衆院議員。つい先日に週刊新潮で報じられた、自民党の松本純、大塚高司、田野瀬太道の3議員が銀座のクラブなどをハシゴ訪問した問題で、それに絡む虚偽説明を行ったことを謝罪し、離党したばかりのできごとだった。
週刊文春

週刊文春2月25日号より

 この白須賀議員、ライターの私の知り合いの女性が働くラウンジにも度々訪れたり、その女性とインスタグラムを交換してはダイレクトメッセージを送ったりしていたようである。  また、松本純衆議院議員ら3人はネット上では“銀座3兄弟”と揶揄され、世論から猛批判を受けたのも記憶に新しいなか、白須賀議員の今回のスクープで、菅政権はまた世論からの批判を受けそうだ。  白須賀議員の余罪はほかにもある。2019年末にIR汚職で逮捕された秋元司衆議院議員の贈収賄事件などに絡み、中国の深圳にある500ドットコムの本社を訪れ、経営陣と面会して100万円を受け取り、関係先として地元印西市の事務所に東京地検特捜部の家宅捜索が入っていた。IRに関する職務権限がなかったため収賄罪での立件は見送られたが、別件では秘書の問題行動などで千葉13区域の自由民主党の県議会議員9人が白須賀議員に代わり、鎌ヶ谷市長の清水聖士氏を党候補者として擁立するように求める請願書を県連に提出する事態にもなっていたのだ。

魔の2回生、3回生問題

 白須賀議員は、いわゆる「魔の3回生」で、ネット上では「またか」といったコメントも散見される。「魔の3回生」とは、2012年の第46回衆議院議員総選挙で初当選した自由民主党所属の衆議院議員のことだ。  この「魔の~回生」という表現、第46回で自民党が大勝した際に初当選した多数の議員が、第47回衆議院議員総選挙にも当選し「2回生」となった後、第3次安倍内閣において不祥事で離党や議員辞職に追い込まれる議員が続出したことから使われるようになったフレーズである。2017年の新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれた。この言葉を考案したのは産経新聞編集局整理部記者の森山志乃芙氏で、2017年4月20日の産経新聞朝刊において初めて使われた。 「安倍1強」「自民1強」と言われた時期が長く、首相の政策に支持を表明していれば党から追い出されたり、公認を外されたりすることもなく、選挙も安泰のため気が緩みやすく、不祥事を起こしやすいと言われている。また、いわゆる自民党への「風」に乗って当選し、汗をかかずに当選できた彼らには「自分の実力を勘違いしている」と後ろ指を指され、政治の実力は1回生程度のレベルしかないと言われる者も多い。
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魔の2回生、3回生の功績
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