更新日:2021年03月15日 21:33
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東京でこの“味噌ラーメン”を食わずして何を食う? 一口目の衝撃がすごい

一口目の衝撃。すごい店に出会ってしまったかもしれない…

三ん寅

一口目の衝撃

 一口目の衝撃。  めちゃくちゃ熱いことは置いておいて、2種類の味噌、豚、香味野菜の香りが鼻から抜け、舌の奥に味噌のうまみが残る。ラードのコクも感じられ、一口目からただの味噌ラーメンではないことは明らか。 「これはすごい店に出会ってしまったかもしれない」と、初訪のときに思った。
三ん寅

西山製麺の黄色い中太縮れ麺との相性も抜群だ

 麺は有名製麺屋、西山製麺の黄色い中太縮れ麺。プリッとしていながらムッチリ感もあり、このしょっぱめなスープとマッチする。箸が止まらない。
三ん寅

チャーシューも絶品なのだ

 チャーシューも箸で持てば崩れそうなほどホロホロと柔らかいもので、私はいつもチャーシュー麺を頼む。具材は生姜、ねぎ、メンマがアクセントになって、細切れチャーシューも入っているのもありがたい(生姜はチャーシューの上に乗っていて、こちらは苦手な方は事前に言えば無しにもできる)。  こうなればご飯を頼まずにはいられない。この味噌ラーメンはご飯とセットでなければならないとすら思える。固めに炊かれたご飯は『三ん寅』の味噌ラーメンとベストマッチ。  麺をすすればご飯を食べたくなり、ご飯を食べればスープを飲みたくなる。これほど白米と合うラーメンもそうそうないとも思うほど。味は濃いが、くどい感じではないので、食べるたびに虜になっていくような旨さがある。  麺→ご飯→スープ→ご飯を繰り返しているとあっという間に完食。あんなに油の多かったスープまで完飲してしまった。

退店時にはさらに行列が!

三ん寅

丼の底には「感謝」の文字

 丼の底には「感謝」の文字。いえいえ、こちらこそである!!「こんなにおいしいものを食べさせて頂いて逆に感謝です……」。  もう少し食べたかったなぁと思いながら、腹8分目で名残惜しく退店。この頃には、行列は入店時よりも伸びていた。  この『三ん寅』の味噌ラーメンは東京屈指、日本屈指の味噌ラーメンであることは間違いない。毎日ラーメンを食べている私が、自信を持ってオススメできるお店だ。  すみれ系味噌ラーメン、いや、『三ん寅』の沼へどうぞいってらっしゃい。ごちそうさまでした!
<取材・文・写真/ジロリアン陸>
減量中以外、毎日ラーメンを食べるプロボクサー。特にラーメン二郎が好き。目指すはラーメンとボクシングの両立。ボクシングでは日本ランク上位を目指す。Youtuberとしても活動中。(Twitterアカウント:@jirolianriku
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