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東京でこの“味噌ラーメン”を食わずして何を食う? 一口目の衝撃がすごい

 東京・江戸川橋。
三ん寅

東京・江戸川橋に店を構える『三ん寅』

 東京の真ん中でありながら、閑静な住宅街があるこの江戸川橋に、とんでもなく旨い味噌ラーメンを出すお店がある。2019年10月にオープンした『三ん寅』だ。

あの名店で腕を振るった店主が作る渾身の一杯

『三ん寅』は、オープンして1年半も経たずに、今や都内の味噌ラーメン店の中でも屈指の人気店となった。それもそのはず、こちらの店主・菅原さんは、あの超有名店『すみれ』で17年間、腕を振るった経歴の持ち主なのだ。 『すみれ』と言えば、北海道札幌市にある味噌ラーメンの名店。コンビニで購入できるカップ麺もあることから全国的に有名で、味噌ラーメンといえば同店を思い浮かべる人も多いのではないだろうか?  店主の菅原さんは本店をはじめ、新横浜店、京都店などで店長を務め、満を辞して東京で独立。『すみれ』の味を守りつつも、さらにブラッシュアップした独自のラーメンを提供している。オープン当初は並ばずに入れることも多かったが、その味の噂はすぐに広まり、今や行列必至のお店になった。  私もその味に魅了された一人で、もう何度も通っている。

ある日曜日の昼、私は『三ん寅』に行った

 並んでいると、ダクトから強烈な香ばしい味噌の香りが食欲をそそり、空腹に拍車をかける。  日曜日の昼、20人弱の並びで50分ほど待ち『すみれ』から寄贈された暖簾をくぐって入店。ちなみに『すみれ』から暖簾分けされたお店は『三ん寅』で5店舗目とのこと。(麺屋 彩未(美園/北海道) 大島(船堀/東京) 八乃木(発寒/北海道) ラーメン郷(高座渋谷/神奈川)。 『三ん寅』は食券制だ。  味噌ラーメンの他にも醤油、塩がある。どちらも旨いことは想像に難くない。しかし私は味噌が好きすぎて、醤油、塩をチャレンジするタイミングがない。
三ん寅

注文した味噌チャーシューめん(1150円)、ごはん(150円)

 着席からさらに待つこと15分弱で着丼。  見た目の印象はまず、スープに浮いている油の膜のすごいこと。それにより、湯気は一切上がっていない。しかし、この厚い液体油により、最後までアッツアツで頂けるというわけだ。
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一口目の衝撃。すごい店に出会ってしまったかもしれない…
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