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コロナのせいで「婚期がさらに1年遅れた」と嘆く看護師

大人数の場所厳禁で婚活パーティにも参加できない

 どうして自分だけここまでいろんなこと犠牲にしなければならないのか。その不満は現在も抱いており、結局出さなかったが退職願を書いたこともあり、今も捨てずに自宅に取ってある。看護主任という責任ある立場だったため、辞めるという決断を下すことができなかったのだ。 「婦長や副婦長は退職を申し出た看護師をなんとか思いとどまらせようと必死に説得を試みていましたが、私には彼女たちの気持ちも痛いほどわかったので説得することはできませんでした。おかげで以前よりも少ない人数でシフトが組まれることになり、夕方~深夜までの準夜勤の翌日、朝からの日勤とか無茶なスケジュールが続くことも増えましたが、辞めたみんなを責める気持ちにはなれません。コロナはめちゃくちゃ憎いですけどね」 食事 松本さんは独身で交際中の恋人もいないが結婚願望はある。コロナ前までは定期的にお見合いパーティなどに参加していたそうだが、感染拡大後はもちろん一度も出られなくなった。とりあえず、婚活を再開させたいとは思っているものの、コロナが収束しないことにはそれも叶わない。

イベント自体は再開されてるけど…

「イベント自体はすでに再開されていますが、私が出られるようになるまではもう少しかかりそうです。ただでさえ結婚しなきゃって焦りがあるのに……」  コロナに負けず、1日も早い良縁に恵まれることを祈るばかりだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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