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女優・萩原みのりが放つ強い眼差し「私だから観たい、と言わせたい」

3月25日放送開始の深夜ドラマ『RISKY』で、地上波連続ドラマ初主演を果たす萩原みのり。昨年から『佐々木、イン、マイマイン』『花束みたいな恋をした』など話題の映画に次々と出演し、まさに“旬”の女優が満を持して主演を射止めた。そのストイックなまでの芝居への情熱が、愛憎渦巻く復讐劇を舞台に燃え盛る――。 萩原みのり

現場から気持ちよく帰れたことがない

 昨年は7本の映画に出演し、25日スタートのドラマ『RISKY』(MBS系)では、恐ろしい復讐を企む主役を演じる萩原みのり。原作は1700万DL超えの人気電子コミックだが、地上波初主演にどう挑むのか? 「原作があるときは、まず原作を読んで、印象に残った台詞やカットに付箋を貼ります。次に、作品のファンブログや掲示板をできるだけ入念に調べる。『ファンの方がなぜその作品に惹かれたか? どこが好きなのか?』という部分は、実写で演じるにあたって極力押さえておいたほうがいいと思うので」  作家やクリエイターが作り出した世界。その世界に深く入り込んでいく瞬間に、女優としての快感を覚えるという。まさに生粋の表現者――それは幼少期からプロを目指して新体操に打ち込んでいた日々から変わらない。 「でも、お芝居は新体操のように採点できないし正解もありません。不安ばかりで、デビュー以来、現場から気持ちよく帰れたことは一度もない。誰かが観てくれて、『良かったよ』と言われたときにやっと少しホッとできます」

喜怒哀楽の引き出しが“優る女”、それが“女優”と教わりました

 キャリア10年目。エンタメ業界が苦境に陥ったコロナ禍にあって、逆に日に日に忙しくなっているという。 「今が一番充実しています。ある先輩にもらった『女優って“優れた女”と書くけど、それは美しさだけじゃない。いろんな人生経験を積んで、喜怒哀楽の引き出しをたくさん持っているのが女優』という言葉。それを嚙み締め、『萩原みのりが出ているなら観たい』と思われる“生きた女優”になりたいです」  そう語る彼女の強い眼差しには、すでに“生きた女優”が宿っていた。
萩原みのり

高校生の頃から、今回撮影を担当したティム・ギャロ氏のファンだったという彼女。「ずっと憧れていた世界に入り込んで、一体自分がどんなふうになるのか楽しみです!」

【萩原みのり】 ’97年、愛知県生まれ。怪我で新体操を諦めていたときにスカウトされ、’12年デビュー。3月5日からAmazonプライム・ビデオで『今日から俺は!!』と同じ西森博之原作のドラマ『お茶にごす。』が全話先行配信中(浅川夏帆役。今年、テレビ東京でも放送予定)。4月9日(金)には出演映画『街の上で』(監督・今泉力哉)も全国公開 撮影/ティム・ギャロ スタイリング/千葉 良 ヘアメイク/石川奈緒記 取材・文/宮下浩純(本誌) ※週刊SPA!3月16日発売号より
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