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今もっとも熱い女優・河合優実。意外な「演じてみたい役柄」とは

キネマ旬報ベスト・テンや高崎映画祭などで新人賞を獲得

河合優実昨年、『由宇子の天秤』など話題作に出演し、キネマ旬報ベスト・テンや高崎映画祭などで新人賞を獲得。今年も今月公開予定の映画が2本、5月からは松尾スズキ作・演出の舞台『ドライブイン カリフォルニア』への出演が予定されるなど、今、もっとも熱い女優のひとりが、河合優実だ。 「新人賞を頂いたとき、正直、『私ですか?』と不安でした(笑)。まだ女優を始めて3年で、目の前の役に向き合うのが精いっぱい。自分の役づくりはもちろん、作品が作られていく過程を見るのが好きなので、松尾さんの舞台に参加できるのは楽しみです」

時代が目まぐるしく変わるその先を走ってみたい

河合優実 憂いをたたえ、重い何かを背負った役を演じることも多いが、「演じてみたい役柄は?」と問うと意外な答えが。 「ディズニープリンセスの声をやってみたい。突飛ですが半分本気です。ミュージカルは大好きだし、常に予想を裏切っていきたいです。今は時代の流れが速いと言われますが、それを超えて先回りしたい気持ちもあるんです」  ショービズに青春をかける若者たちを描いたミュージカル『コーラスライン』のナンバー「What I did for love」に自分を重ねる。アンニュイな瞳の奥に激しい情熱のほむらを宿し、時代を駆け抜けていく。 河合優実【河合優実】 ’00年、東京都生まれ。11日から『ちょっと思い出しただけ』(松井大悟監督)、25日から『愛なのに』(城定秀夫監督)が公開。舞台『ドライブイン カリフォルニア』(松尾スズキ作・演出)が5月27日から本多劇場で上演予定。5月から放送予定のNHKドラマ『17才の帝国』にも出演 取材・文/宮下浩純(本誌) 衣装協力/Mame Kurogouchi 撮影/渞 忠之 スタイリング/吉田達哉 ヘアメイク/たかきまりこ ※週刊SPA!2月8日発売号より
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アザーカット
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週刊SPA!2/15号(2/8発売)

表紙の人/ 工藤美桜

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