恋愛・結婚

「優しいはずなのに結婚できない男」の問題点。共感だけでは、女心は動かない

間違った優しさは女性の重荷になる

女性 必要以上に自分に合わせてくる男性に対し、女性は居心地の悪さと違和感を感じるでしょう。その人の自然体ではないからです。  下心を持たず思いやりを持って接するには、女性にフォーカスを当て、たとえ意見が違ったとしても、女性のためになることならはっきりと伝えることが大切です。  さらに「自分にフォーカスが当たって、自分はどう見えてるのかを気にしている」という間違った優しさを持つ男性は、気づかないうちに女性に余計な気を使わせています。

なぜ女性が疲れてしまうのか?

 たとえば、LINEでこんな文章を打ったことはありませんか?  男性「次のデートは〇〇ちゃんの行きたいところに行こう。〇〇ちゃんが楽しんでくれるのがすごく嬉しいし、〇〇ちゃんが行きたいところは僕も行きたいなって自然と思えるところなんだ」  もし、まだ出会って数回で好きかまだわからないなという状態でこのLINEを送られたら、女性は「いい人なんだけどな、なんか気を使うし、居心地悪いし……重い……」、そんなふうに思うでしょう。  男性はきっと女性の「行きたいところへ行こう」という優しさを出し、「〇〇ちゃんの行きたいところは僕も行きたいと感じる」という共感をしているつもりなのかもしれません。  しかし、女性としてはしてもらえばもらうほど、何かを返さなければならない感情が湧き、その一方で本心から何かをしてあげたいかと言われたら、そう思えない自分に疲れ、「この人はいい人だけどやめよう」という結論になりやすくなります。
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女性にどう提案するべきか?
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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