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繁華街で異様に盛り上がるコンカフェ。コロナ禍でも新店が続々オープンするワケ

なぜコロナ禍でも人気なのか

コンカフェ

秋葉原「メイドカフェmorecun」のキャストさん

 それにしても、コロナ禍でキャバクラやガールズバーなどほかの業態が苦戦するなか、人気が高まっているのはなぜなのか。田村氏は「飲食店の2大経費である人件費と宣伝費を節約して営業できるから」と分析する。 「コンカフェはガールズバーやキャバクラと比べて時給が安いんです。多くは1200~1400円ほどですが、それでも『コンカフェで働きたい』という女子が殺到します。  もう一つ、宣伝費もさほどかかりません。コンカフェは路上でのチラシ配りに加え、SNSが主な集客ツール。お店の公式アカウントだけでなく、女性スタッフがそれぞれの個人アカウントでお客さんを集める要素が強いんです。  さらにSNSの効果は集客だけでなく、採用にも出ます。女性がSNSで可愛いコンカフェ店員を見て、『私もこんなふうに働きたい』と、応募動機になるわけです」  また、従来のガールズバーやキャバクラとは客層も違うという。 「キャバクラは2軒目として団体客が使いがちですが、コンカフェは多くが“ソロ客”なんです。しかもちょっとオタク気質というか、お気に入りアイドルのライブに通うような感覚で『〇曜日の会社帰りは〇〇ちゃんに会いに行こう』と、足しげく通うリピーター客が多い。だからコロナ禍でも来店する習慣がなくならないんです」

ガールズバーと何が違う?

 秋葉原界隈でコンカフェを多く経営する藪内常弘氏は、「コンテンツ力が強さの源だ」と語る。 「コンカフェの魅力は、お店がつくる“世界観”と、そこで働く女子のキャラクターです。そのコンテンツ力がないと、ただのガールズバーと同じ存在になってしまう」  とはいえ、飲み放題があって女性が接客するシステムはガールズバーと同じに思えるが……。 「オーソドックスなコンカフェはガールズバーとは接客スタイルが違います。マンツーマンで女性が接客せず、連絡先交換も禁止している店がほとんど。だからLINEでの営業行為もしないんです」  女性からすればキャバクラと比べて、ライト感覚で働けるメリットがあるのだろう。次々にお店が登場するのには理由があるのだ。 【田村孝太氏】 秋葉原で毎月1万部以上発行するフリーペーパー『秋葉原通信MOESTA』を手がける。現在は秋葉原版、都内版に続き、メンズコンカフェ版も制作予定
コンカフェ

藪内常弘氏

【藪内常弘氏】 秋葉原にあるメイドカフェ「女神の中庭」をはじめコンカフェ8店舗と、メイドカジノ「アキバギルド」など、アミューズメントカジノ店を10店舗経営している <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/菊竹 規 渡辺秀之> ※週刊SPA!5月18日発売号の特集「[コンカフェ]の舞台裏に密着」より
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ウイッチズガーデン
東京都千代田区外神田3-1-10OAK akihabara 4F 料金/Café 30分800円(飲み放題)
HP/http://witchesgarden.cc Twitter/@witchesgarden31
「魔女」をコンセプトに庭園をイメージした店内で、修業中の魔女たちが給仕してくれるお店。料理メニューも豊富で、オススメは鉄板で焼くプロクスチーズ。呪文を唱えながら「火の魔法」のパフォーマンス(チーズに火をつける)が見られる。長時間のパック料金もあり

メイドカフェmorecun
東京都千代田区外神田3-2-7 石塚ビル202 料金/30分440円(ワンオーダー制)
HP/https://cafemorecun.com/p/2/ Twitter/@morecun1
正統派のメイドスタイルの店だが、メイド服の最高級ブランド「キャンディフルーツ」にオーダーして作った同店の衣装はコンカフェファンからの評価が非常に高い。この衣装を着たくて同店で働く女性も多いとか。昨年2月には2号店もオープンしている

※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や店休日やアルコール提供の有無などが変更になっている可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください。

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表紙の人/ 日向坂46

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