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妻への不満は何ですか? 2500人アンケート結果を『妻のトリセツ』黒川氏が分析

中年男性、小遣いを何に使っているのか?

 社会人人生を丸々“失われた30年”として過ごしてきた中年世代。そこにコロナ禍が追い打ちをかけ、その消費性向はどう変化したのか? 民間シンクタンクのエコノミストは、まず「Q 小遣いのメイン消費は何ですか?」の結果をこう分析する。 中年のお悩み白書「メイン消費が酒やタバコなどの日常の嗜好品(38.4%)で、約1割が『自由に使える小遣いがない』という結果は、今の中年世代の金銭的な余裕のなさを如実に反映しています。また、コロナ禍の外出自粛でさらに消費が抑えられ、その分、貯蓄や投資に回っていることを読み取ることができます」  だが、投資傾向を調査した「Q 投資している商品を、すべてお答えください」の結果には苦言を呈する。 「『投資していない』が全体の半数近くの45%というのは、先進諸国のなかでも、突出して金融リテラシーが低いと言わざるをえない。特に、『海外株式』が6.2%と割合の低さは驚愕に値します。今、日本の国内株式は世界的に見ても極めて低成長。一方、アメリカ株など海外株式は軒並み好調です。節税対策として有効なiDeCoやつみたてNISAを活用している層が全体の2割以下というのも、危機感を覚えます」 中年のお悩み白書 アンケートを詳細に分析すると、「海外株式」の選択率は年収に比例し、高年収ほど積極的に活用。高年収ほど情報に聡く、ますます格差が広がっているのが現状のようだ。

「ニッポンの中年」お金の3か条

・コロナ禍で小遣いを投資や貯蓄に回す傾向 ・アメリカ株など海外株式に投資すべき ・iDeCoやつみたてNISAは絶対に活用すべき <取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート/クロス・マーケティングQIQUMOにて調査>
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