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大阪・見回り隊の“ズサンな仕事”に怒る府民。大阪府に問いただした

見回り隊と知り合いだからOKと豪語するガールズバー

 休業時短営業に加えて世間からの厳しい監視。ストレスは溜まる一方だと語る飲食店従業員も多い中、大阪市内にあるガールズバーの店員からはこんな声も……。 「うちの店は普通にお酒を出して通常営業をしていますが、見回り隊が来たことは1度もないですね。キャッチ中に見回り隊に会ったことはあるのですが、スルーされます。  どうやら、店のオーナーが見回り隊と知り合いで黙認されているという話を聞きました。見回り隊をやっている人が店に飲みに来たこともありますね(笑)」

大阪府に真意を問いただしてみた

 これは一体、どういうことなのか? 飲食店に対して見回り調査を実施している大阪府の『危機管理室災害対策課』に電話をして真意を問いただしてみたところ、たどたどしい口ぶりでこのような答えが返ってきた。 「……私達のほうでは『営業している飲食店を黙認する』という報告はないと認識しております。仮にもしその発言が真実だとしましたら、我々の責任としてそのようなことはないように指導していきたいと思います。府民の皆様からは見回り隊のバイト求人について、ご指摘された件もございますので……。今後、そのようなことはあってはならないと我々も履行していく次第であります」  事実なのかは確認できなかったが、口ぶりからして恐らく同じような電話は何件かかかってきているようにも感じた。それよりも、「サクッと稼げるオイシイ仕事」の炎上は自覚があったんかい!と、思ったのはさておき……。  要請に従わない飲食店を吊るし上げる吉村知事と「知り合いだから見回り隊が入らない」と豪語するガールズバー店員(あくまで噂だが)、見回り隊や吉村知事に対して怒りを超えて呆れる大阪府民。それぞれの意見が一致していないことは間違いないだろう。 〈取材・文/日刊SPA!編集部〉
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