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リーバイスデニム「501・505・517」基本3モデルの特徴と着こなしの注意点

▼リーバイス初のおしゃれ着デニム、「505」のシルエット

505

モデル505(画像:「リーバイス」公式サイトより)

 1967年誕生の「モデル505」。  実はこちらはリーバイス史上初めての「おしゃれ着専用ジーンズ」なのです。  上記の通り、従来は作業用として作られていたリーバイスデニムですが、ファッションアイコンとしての広がりを意識し、はじめて実用性よりもシルエットや美しさに目を向けて開発されたのがこの505。  モデル501を改良したようなシルエットになっており、501よりもわずかに裾に向けて細くなったテーパード型。といっても自然に細くなった程度であり、スキニーのような大胆な細さはありません。

都会的なスッキリとした印象に

 裾にかけて少し細くなったラインがスラックスを彷彿とさせてくれる、裾をしっかり直して履けばスラックスのようなスラリとした印象になります。  501はやや太さがある分、どうしても野暮ったさがあるのですが(それが魅力なのだけれど)、505は都会的なスッキリとしたシルエットに。  古着市場でも需要が高く、やや値上がり傾向にあります。  また、505は初めて股部分がZIPになったモデル。今までは止めにくいボタンフライだったのですが、このモデルからZIPフライが誕生したわけですね。
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今後のトレンドは「517」?
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