カーライフ

【補助金復活&減税延長】今、買えるエコカーをまとめてみた

国産のエコカーと一口に言っても、ハイブリッドにはじまり、電気自動車(EV)、クリーンディーゼル、そして第3のエコカーまで多種多彩であります。まあ、いずれも燃費がいいという点では同じですが、それぞれの特徴はご存じでしょうか? 今回は、車種急増中のエコカーを総括してみました!
第3のエコカー ミラ・イース

第3のエコカー ミラ・イース

 ギリシャ危機で話題のユーロをリードするドイツでは、フォルクスワーゲンのパサートやメルセデス・ベンツのCクラス、BMWの5シリーズなどの大型車が11年の年間販売トップ10に入っている。では、世界最大の自動車大国・中国はどうかというと、世界中のメーカーが投入した低価格車が席巻。市場はカオスと化している。  一方、我が国の売れ筋はどうか?12年2月の普通車の販売トップ10を見ると、ハイブリッドカーが激しい勢いで勢力拡大中。プリウスやアクア以外にもフィット、フリードなど、ハイブリッドグレードを持つ車種が上位に食い込んでいる。また、ハイブリッド以外で勢力を拡大しているのが、ガソリン車なのに低燃費の第3のエコカー。価格もハイブリッドに比べると安いのも魅力だ。  ここでエコカーがよくわからない人のために、カーライフジャーナリスト・まるも亜希子氏に、わかりやすく解説してもらった。  まず一番メジャーなのが、電気モーターとガソリンエンジンを使い分けて走るハイブリッドカー。「わかりやすい仕組みながら、運転の仕方や道路状況によって燃費は良くも悪くもなるので、実はとても奥が深いエコカーです。週末に高速道路をバンバン飛ばす人よりは、平日に渋滞の多い都市部を走る人や、毎日中距離くらいのドライブをする人に向いていますね」(まるも氏)  それから“EV”こと電気自動車。 「100%電気エネルギーで走るので、走行中のCO2排出量はゼロです。ガソリンスタンドとも無縁になりオイル交換などのメンテナンスの必要もなくなるので、そういうのが面倒な人には嬉しいでしょう。さらに、スタートからフルトルクが出せる特性と、重いバッテリーの床下搭載による低重心構造により、走りもキビキビしています。ただ、インフラがまだ十分に整ってないので、自宅充電ができて、近場のチョイ乗りが多いという人向けですね」(同)  さらに、最近注目度急上昇のクリーンディーゼル車もある。 「昔のディーゼルと違って排気ガスが驚くほどきれいになり、エンジン音や乗り心地も快適に進化していますし、燃料がガソリンより安い軽油なので維持費も抑えられます。また、低速からトルクがあるので山道などもラクですよ」  最後に第3のエコカーとは? 「ガソリンエンジンだけで、ほぼハイブリッド車並みの実用燃費を実現した、もっともユーザーに身近なエコカーです。価格はリーズナブルで、特別なメンテナンスも不要。フツーに乗るだけで低燃費なので、通勤で毎日乗る人から街中のちょい乗りが多い人、週末にレジャーで遠出をする人まで、どんなライフスタイルにもフィットします」  ちなみに、マツダのデミオ・スカイアクティブやスズキのアルトエコなど第3のエコカーにもいろいろあるなかで、もっとも売れているのがダイハツのミラ・イース。リッター30km(JC08モード)(※1)の低燃費と低価格を武器に、昨年の発売から今年1月までの4か月間で、約7万台もの受注を獲得している。  そんなエコカーブームが、4月以降さらに盛り上がろうとしている。エコカー補助金が復活(※2)し、エコカー減税が延長(※3)されることが決まったのだ。基準を満たすエコカーを購入すれば補助金が支給され、さらに自動車税は減税、取得税も軽減される。  ここで注目したいのが第3のエコカー。従来はハイブリッドカーや電気自動車でなければ、取得税100%減税の対象ではなかったのだが、4月以降は基準を満たすクルマであれば、どんなエコカーでも対象となったのである。  ちなみにガソリン車では、ミラ・イースが初の100%減税対象車に選ばれている。  車種が増え、予算や自身の用途に合わせて、エコカーも細かく選べるようになった現在。そこに吹いた補助金復活&減税延長の追い風に、乗らない手はないのでは? ●人気のエコカー4車種はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/176686 ※1 JC08モードって何? JC08モード燃費とは、国土交通省が定めたカタログなどに表記されるクルマの燃費数値のことで、06年に制定され、これまでも一部車両には記載されていた。従来の10・15モード燃費よりも実際の走行パターンに近い測定法で算出されているのが特徴。11年4月1日以降に型式認定を受けるクルマについては、カタログにJC08モードの表示が義務づけられている。 ※2 エコカー補助金が復活! 基準達成車に対して購入時に補助金が交付されるエコカー補助金が復活。適用条件は、平成27年度燃費基準達成または平成22年度燃費基準25%超過達成車。減税額は普通・小型車で10万円、軽自動車で7万円となっている。また、買い控えが起きないよう、2011年12月20日以降に購入したクルマなら、遡って適用される点も見逃せない エコカー_01※3 エコカー減税が延長! この春で終了する予定だったエコカー減税の延長が決定。ただし減税率は改正され、燃費モードが10・15モードからJC08モードに変更され、2015年度燃費基準の達成から減税率が決まる。新減税では、2015年度燃費基準+25%達成で減税率100%、2015年度燃費基準+10%達成で減税率75%、2015年度燃費基準達成で減税率50%となる エコカー_02注:記事中の燃費はすべてJC08モード燃費 ― 【補助金復活&減税延長】今、買えるエコカーをまとめてみた【1】 ―
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