デジタル

オリンピックで東京が警察の見本市に。愛知県警と島根県警の連携にマニア感涙

警察無線にも道府県別の違いが

警察無線アンテナ

警視庁パトカーの屋根に装着された警察無線アンテナ。3タイプのアンテナが見られる

 次に、警察無線。  現在はデジタル化により警察無線を聞くことはできなくなりましたが、警察無線のシステムを目で見る事は可能です。  具体的にはパトカーの屋根やトランクに設置されたアンテナで警察無線のタイプを見極めます。世知辛い話ですが、警視庁が使っている最新の警察無線は、お金のない地域の警察署の無線とは通信することが出来ません。なのでこのアンテナの種類でどのタイプの警察無線を積んでいるのかを簡単に判別することが出来るのです。  県警パトカーと交信する役割を持った警視庁パトカーには両方の無線機を搭載しているのでこれも今の時期だけの特別な装備。抑えておくポイントです。

愛知県警と島根県警が夢の連携

 普段は接点のない他県警どうしの合同警備。警視庁管内で警備や道案内を行っている他道府県警察の連携が見られる。筆者が見かけたのは愛知県警察と島根県警察が合同で交通整理を行っている現場。明治神宮外苑付近で愛知県警察と島根県警察を見かけることはこの期間以降はまず無いだろう。
島根県警察に指示を出す愛知県警察

島根県警察に指示を出す愛知県警察。左腕に腕章があるので指揮隊長と見られる

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レアな覆面パトカーも
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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