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ひろゆきが断言「子どもの大学進学は、親にとって”割のいい投資”である」

奨学金という借金が、短絡的な選択をさせる

ひろゆき 僕が学生のころに比べて、奨学金受給者数は増えていて、日本学生支援機構の発表によれば、’18年の大学昼間部に通う学生の47.5%は、奨学金を受給しているそうです。  現状、単なるカネ貸し状態になっている日本の奨学金制度を利用すると、子どもは学生時代から借金を負うことになります。  そんな状態で就職活動をすると、多少給料が高ければ、どうしようもない会社だと思っていても、選んでしまうものです。

「新卒カード」の安売りはもったいない

 新卒未経験者に高い給料を払う会社は、よほどの人気企業か、もしくは営業系のブラック企業。むしろ、後者のほうが、割合が高かったりするのですね。  そんなところに人生一度の新卒カードを使うのはもったいないですが、奨学金という借金を返済するためには仕方ないと考えてしまうものです。  70歳まで働くことを考えると労働の期間は長くなるので、なるべく楽しいと思える仕事に就いたほうがストレスも少なく、幸せなサラリーマン人生が送れるのは当たり前です。  子どもが人生の長期的な視点を持つためにも、子どもが勉強をして大卒でありたいと考えているのであれば、奨学金ではなく、親が大学の学費を払ったほうがいいと思うのです。
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

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