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ひろゆき、子どものワクチン接種を拒む「親の頭悪すぎ問題」を考える

 ワクチン接種が進む日本において、議論となっているのが子どもへのワクチン接種。著書『僕が親ならこう育てるね』で子育て&教育論を展開する、ひろゆき氏は「子どものワクチン接種をさせない親は頭が悪すぎる」と語る。その真意とは?

医学的知識のない人の思い込み

ひろゆき

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 たしかに、新型コロナのワクチンは誕生して1年程度しかたっていないので、長期的な安全が証明されていない今、新型コロナのワクチン接種をさせたがらない人がいます。  しかし、それは長期的に危険というわけではなく、単に接種後に長期間を経た人間がいないというだけのこと。  むしろ、いま新型コロナのワクチンとして多く使われているmRNAワクチンは、これまでに何十年と研究されていて長期的な副作用は認められていません。  それなのに「ワクチンに効果がないから打つべきではない」と医学的な知識もなく、きちんと調査したわけでもないのに思い込みで話す人が、頭の悪いことを考えて実行しているのですね。

「すべて危険」と予防接種すら拒否する親

 そういう人は、自分の頭が悪いことがわかってなくて、自分の行動が正しいと思って動いています。  また、新型コロナワクチンだけではなく、ワクチンと呼ばれるものはすべて危険だと思い込んで母子手帳に書かれているような予防接種すら子どもに受けさせない親もいたりします。  もちろん副反応が起きる可能性はゼロではないですから、リスクを懸念して子どもにワクチンを打たせたくないという気持ちもわかります。  しかし、転ばぬ先の杖として子どもにワクチンを接種させておくことで、大人になってから命に関わる病気や一生残る後遺症を避けられると思うのです。
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ワクチンを接種するリスクと接種しないリスク
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