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ぶれずに猫耳。わーすたの世界戦略

 “猫耳”をトレードマークにアイドル界を駆け回る、わーすた。‘15年に「日本のカワイイ文化を世界に発信する」というコンセプトのもとに誕生し、今年で6周年を迎えた。  これまで世界11か国でライブを開催するなど、ずっと5人で歩んできた道のりだったが、メンバーの坂元葉月が年内いっぱいでグループから卒業、そして芸能界も引退する。坂元の決断を今後も活動を続ける廣川奈々聖、松田美里、三品瑠香、小玉梨々華の4人はどう受け止めたのか。これまでの歩みを振り返りながら、彼女たちが青春を捧げてきた「わーすた」への想いを存分に語ってもらった。

6周年を迎えた心境

――まずは今年6周年を迎えられて、その心境から聞かせてください。

三品瑠香

三品 6年って本当に長いけど、振り返るとあっという間だったっていう想いもありますね。この5人でやり続けてこれたのも凄いことだなって。 ――その大事な6周年ライブを久しぶりの有観客で迎えられたことに特別な思いも?

小玉梨々華

小玉 はい。ファンの方に会う大切さとか、ライブができる喜びとか。オンラインのイベントも私たちのすべてを出し切ってるんですけど、お客さんがいることによっての熱量だったり、目の前の人に届けたいという想いが沸きあがってくるから。生のライブが1番楽しいなっていうのは改めて感じました。 ――活動を積み重ねていくなかで楽曲やパフォーマンスなど変化もあったと思いますが、メンバー自身はどう感じていますか?

廣川奈々聖

廣川 グループ名が『The World Standard』という略なので、楽曲にもワールドミュージックが軸になっていて。初期の『いぬねこ。青春真っ盛り』とか『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』だったりは、日本らしさを届けている楽曲で。私たちが大人になるにつれて、ロックやジャズなど歌える曲にも幅がきましたね。アイドルらしいアイドルというよりは幅広く歌えるツインボーカル、そして3人がパフォーマンスメンバーという、わーすたの強みを活かせる形になっていってるのかなと思います。

メンバーの坂元葉月が卒業

――そんな中で、坂元さんが卒業発表されたということで、改めて経緯を教えてください。

坂元葉月

坂元 今まで一度も卒業を考えたことがなかったのか?と言われたら、そんなことはなくて。それこそ同じレーベルでやっていた先輩だったり、身近な人が卒業していく姿を見ながら、自分に置き換えることもありました。何歳までやるの? どういう理由で辞めるの?って。もちろん6周年ライブのときは5人で迎えられることが嬉しかったし、もっと上に行きたいっていう気持ちも持っていたんです。ただ、改めて自分の気持ちと向き合ったなかで、すごく悩んだけど卒業を決意しました。 ――その話を聞いたメンバーはどういう反応でした?

松田美里

松田 メンバーそれぞれが思うことはたくさんあったと多いますけど、私は驚くというよりも「もうそんな時期がきたのかぁ」って。やっぱりいろいろなアイドルが生まれては無くなっていくアイドル業界で、6年目まで活動できたことは奇跡に近いことだと思うし。一緒に頑張ってきた子が新しい決断をしたということを聞いたから、応援してあげたいなって。 ――ここまで「5人のわーすた」という強い気持ちで続けてきたと思いますけど、一人が抜けてしまうことで、解散の危機は感じなかったですか。 廣川 葉月から卒業の話を聞いたときは本当にショックで。4人で続けていく画も見えなくて、その不安はすごくありました。ファンの方にも「わーすたはずっとこの5人だよね」って言われていたし、私もそう思っていました。でも葉月ともいろいろ話して、わーすたへの愛情がありながら、卒業を決めたのは相当な覚悟があったんだなと。それに、好きでいてくれる方がこんなにもいるグループをここで絶対に無くしちゃいけないって思った。 三品 そうだね。正直、今もまだ4人で続けていくイメージはできていないんですけど、それでも、わーすたを続けていきたい。みんなで話して覚悟を決めたから、今はちゃんと前を向いて堂々としていきたいなって思ってます。 ――卒業コメントのなかには、22歳になって同級生が就職していく姿を見たりしたことも理由の1つに挙げていて。卒業後は芸能界も引退されるということなんですが、やりたいことっていうのもメンバーには伝えたんですか? 坂元 まだ卒業後のことはリアルに想像できていなくて、やりたいことが決まったら1番にメンバーには報告したいです。今みんなに言えることは、地球上のどこかでは生活してますと伝えてます(笑)。 小玉 地球に居てくれたら会えるから安心はするよ。 廣川 普通の女の子になったら感覚も変わるだろうし、そういう時間をゆっくり過ごしてほしいって思ってるから急がなくていいよ。ニートになってたら困るけど(笑)。 ――メンバーとしてアイドルを辞めて社会に出たら、ちゃんとやっていけるのかと心配になったりはしない? 三品 葉月はめっちゃ真面目で、これはやるべきことだなって思ったらやるんですよ。 坂元 そう。私、地頭はいいんですよ! 小学校5年生から中学に入るまで授業もあまり聞いてなくてもテストの点数はよかったんで、「自分は天才かも」って思って、そこから取り返しのつかないことになりました(笑) 三品 自惚れちゃったんだ……。でもやればできる子だから。 ――社会に出れば順応していけそうかなと。 坂元 12歳からアイドルをやっているから、今までバイト経験とか一切ないんですよ。だから、逆に無敵なんじゃないかと思っていて。例えば、学生の頃に接客業のバイトで大変な思い出があると、「接客業に就くのはやめよう」ってなるじゃないですか。そう考えたら、なんでもできる私には未来しかないと思ってます! 廣川 ほんとボジティバーだからね。
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現体制でのラストシングルが発売
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