更新日:2021年08月22日 09:17
エンタメ

雨上がり決死隊、解散劇から見えた宮迫博之の凄さ

ネットメディアの方が可能性がある?


 一方で、狩野英孝は、自らも謹慎をした身の上であるから、宮迫が自分がタレントとして腐っていってしまうんではないかという恐怖を感じていた事は、理解できるというようなことを言っていた。そんな状況の中で宮迫が、テレビの世界に戻りたいと思いつつも、自らの能力が活かせるネットメディアの世界、そしてこの先広がっていくだろう新しいメディアの可能性に惹かれていくのは当然のことのように思う。

どうなる?宮迫

 また啖呵を切って出て行った以上、頭を下げて芸能事務所という古い秩序の中に戻ることをためらうことも理解できる。  ABEMAを見ると、ネット配信のバラエティー番組が現在の地上波放送のレベルで、予算をかけ、大勢の人たちで作り上げていくものになるのはもうすぐのような気がする。
1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina
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