隣人男性と“ヘンな関係”を続けるお人好し主婦「これってどういう関係なんでしょう」
ご近所付き合いはとても難しいものです。近所に住んでいるからこそ、今後のことを考えると安易にむげにすることもできません。なかには夫には言えないドロ沼情事にハマってしまった主婦もいます。
瑠美さんの住むマンションの隣室に住む後藤さん(仮名・62歳)こそが、災いの元凶となる人物。
「だいぶ前に奥さんを亡くされて、一人息子もとっくのとうに家を出てしまったようです。後藤さんはそれから一人でマンションに住んでいます」
瑠美さんの田舎から届いた野菜をお裾分けした時のことでした。野菜を届けた数分後に玄関のチャイムが鳴り、後藤さんが現れます。何事かと思っていると、
「どうやら、後藤さんは焼き茄子を作って食べたかったみたいなんですけど、どうやって調理したら良いか分からなくて、私に聞きにきたのでした」
元来世話好きな瑠美さんは、後藤さん宅の台所に上がり込み、焼き茄子の料理方法をレクチャーしてあげることにしました。これが5年前のことであり、全ての始まりでした。
それからというもの「通販で買った金目鯛の味噌漬けはどうやって焼くのか?」、「とうもろこしは茹でる方がよいのかレンジでチンする方がよいのか?」など、堰(せき)を切ったように聞いてくるようになりました。それは純粋に料理方法を聞きたいというよりも、瑠美さんとの繋がりが恋しいからのように感じられたそうです。
「さすがに頻度も多すぎましたし、私には夫がいますので、『最近少々忙しいので、これ以上は料理のレクチャーはできません』と後藤さんに直接お伝えしました」
後藤さんは、自分の要求が瑠美さんの負担になっていたことに気が付き、悲しそうな表情をして、「ごめんなさい」と謝罪し、自室へ帰っていきました。
今回紹介するエピソードの主人公は瑠美さん(仮名・39歳)。結婚生活12年目に突入する、夫婦2人暮らしです。夫の一馬さん(仮名・42歳)は市役所職員で慎ましやかながらも、平穏な結婚生活を送っていました。5年前までは……
隣に住む初老の独身男性
「これ以上は無理です」とお断り
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