「このまま結婚するのは寂しい…」本命彼がいるのに地元でつい浮気。後日まさかの出来事が…
若い頃は、本命の彼氏がいても、運命的な出会いや共通の趣味などで盛り上がってしまうと、つい魔が差してしまうこともあるのかもしれません……。
保険会社に勤務している中井朱莉さん(仮名・32歳)には、同じ職場の田中聡さん(仮名・34歳)という彼氏がいました。部署が違うため、社内で顔を会わせる機会は少なく、周りからも2人が付き合っていることはあまり知られていなかったそうです。
「彼とはつきあって2年になるので、もうそろそろ結婚したいなと思っています。でも、高校、大学、社会人とそれぞれ付き合ってきた人がいて、彼で最後だと思うと、なんだか寂しい気がしてきたんです……」
確かに、まだ30代前半だと、「もっと良い人がいるのでは……」という思いや、「もう誰とも付き合うことはないのか」という現実に、少し寂しさを覚えることもあるのかもしれません。
実家暮らしだった朱莉さん。駅から家までは自転車かバスで15分ほど。駅前の月極駐輪場はもう空きがないので、毎朝、無料で置くことができる自転車置き場に置いていました。そんなある日……。
「仕事帰りに自転車を出そうと思ったら、ペダルが隣の自転車の車輪に入ってしまい、取り出しにくくなっていたんです」
そんなとき、たまたま自転車置き場にいた男性が見かねて手伝ってくれました。
「見た目はサラリーマンっぽくなくて、アディダスのジャージを着ていました。ラフな格好だったので若く見えたのですが、お互いに自転車を押しながら少し話していると、自分よりも4歳年上で、地元でバスの運転手をしていることがわかりました」
彼氏とはまったく違うタイプで、気になってしまったという。
「実は、彼の自転車に私が好きなバンドのステッカーが貼ってあったんです。思わず『これって、〇〇のステッカーですよね』って話しかけたら、『えっ!知ってるの?』と会話が弾んで、一杯だけと言われて、駅前の飲み屋で飲むことになったんです」
一時の気の迷いが、相手にとってはそうではなかった場合に面倒なことになってしまうこともあるようです。
結婚したいけど、彼で最後だと思うと……
地元の自転車置き場で運命の出会い
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