仕事

大手飲食チェーンの“やり手”店長が無職に。コロナ転職の厳しい現実

「退職に後悔はない」が、コロナがなければ辞めてない

「退職したことに後悔はありません。ただ、コロナがなければ今も同じ会社で働いていたとは思いますね」  会社を辞めてから半年以上が経過した。だが、現在は無職のまま。その期間を「自分自身を見つめる時間だった」と話す鈴木さん。当初は飲食業界に戻りたいと考えていたが、どこも似たようなものである。今、再就職さえ困難な状況に陥っている。とはいえ、鈴木さんは前向きに捉えている。 「コロナ禍のおかげと言っては語弊があるかもしれませんが、飲食業界に戻ることは全く考えることがなくなりました。自分の好きなことをやってみたいと思うようになり、カッコ良く言えば、“準備中”といった感じです」  こうして20年以上も働いてきた飲食業界を去った鈴木さん。今後の活躍を期待したい。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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