怖い…女性講師の前に、無言で出没する学生くん。ある日タキシード姿で現れて!?
学生時代に年上の教師に恋をしていたなんて話をたまに聞きますが、大抵の場合は胸に秘めたまま卒業していきます。でも中には行動に移す生徒もいるようで。
今回は、プチストーカーのようになった男子学生に悩まされた大学講師のエピソードを紹介します。
数年前まで都内の大学で教鞭をとっていた晴美さん(仮名:40歳)は、生徒からも評判の人気講師でした。
「最近の学生さんはやる気というか情熱というか、なんとなくおとなしい感じがしますね。ただね、その中で珍しく勤勉な男子学生がいたんですよ。いつも私の講義の時は一番に教室に入ってきて最前列で熱心に授業を聞いていたんです」
熱心な男子学生に対して、晴美さんは久々にやりがいを感じていたといいます。
「授業以外の時間にも、例えばお昼休みのカフェテラスとか図書館とかで、その彼をよく見かけました。でも別に会釈されるとかではなくって、どちらかというと私が目撃しているって感じで。向こうから特に話しかけられるとかではありませんでした」
実際にその男子学生の成績はよく、テストはおおむね満点で、その勤勉さはクラスでも有名だったそうです。
ところが、その男子学生を学内だけでなく、学校外でも見かけるようになったといいます。
「大学からの帰りに立ち寄った駅前の本屋で、その男子学生と遭遇したんですよ。最初はたぶん偶然だと思っていたのですが、数日後に最寄りの駅前スーパーでも彼を目撃してしまって…。大学から電車で30分くらいのところに住んでいたんですけど、こんな偶然ってあるのかなと不気味に思いました」
しかも明らかに晴美さんに気づかれるように動き、目が合うと無言で去っていったそう。
「これだけ不自然に遭遇すると、もしかしてお昼休みのカフェテラスや図書館で見かけたのも、偶然ではないのかもと思い怖くなりました。その後も授業には一番乗りで来て最前列に座っているので、講義中やプリントを配る際など、なるべく目を合わせないようにしていました」
その学生は晴美さんに惚れていて口下手だっただけかもしれません。でも、無言で現れて消える行動を繰り返されると、やはり怖くなってきますよね…。
最前列で授業を受ける熱心な男子大学生
もしかしてストーカーされてる?
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