恋愛・結婚

夏目三久アナの引退で考える、今どき“結婚退職”する女性たちの事情

「夜勤よりも家族の時間を」と辞めた看護師

看護師 薬剤師、看護師の女性は婚活する際に広いエリアの男性を対象に婚活する人も多いです。理由を聞くと「今の職場から通えない距離なら、私が転職すればいい」とのことでした。  看護師のBさん(20代後半)は夜勤もある大学病院勤務でした。結婚相談所でSEの男性と出会い、結婚前提の交際が始まったころ、大学病院を辞めて訪問看護に転職しました。夜勤もなく日曜日が休めるので、家族の時間を持ちやすいそうです。 「夜勤もあって人間関係もきつくて。大学病院内マネージメント病院内でキャリアを積む人もいますが私は結婚していなくても、自分の方向性は大学病院じゃないなと思っていました」(Bさん)

妊活のために、ブラックな職場を退職

 Cさん(20代後半)はWEB系企業でディレクター兼デザイナーとして働いていました。  彼氏と結婚の話がでて、ブライダルチェックを受けたら妊娠しにくいことがわかりました。納期前の寝不足が続くハードワークや慢性的な冷え性、偏った食事といった生活習慣を見直そうと、医師から言われたそうです。  Cさんの職場には、結婚している女性は少なく、ブラックに近い職場環境。有休もほとんどとったことはなかったそうです。仕事は好きでしたが、この職場に居続けたら私生活を充実させることは難しいと思い、彼氏にサポートしてもらいながら転職活動を始めました。  Cさんは子どもを授かることを望んでいたのですが、ブライダルチェックを受けた産婦人科は待ち時間も長く、予約も取りにくかったため、激務をこなしながら妊活をすることは不可能でした。転職後に入籍し、現在は妊活に励んでいるそうです。
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妊活へのサポートがまだまだ不十分
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