カーライフ

値段は陸送費込みで約30万円!森の暮らしの必需品ジムニーがある生活

ネットの中古車サイトで陸送費込みで30万円!

 らせん状に巻かれたコイルスプリングを使うサスペンション方式は、現在ほとんどのクルマに採用されているが、ジムニーに搭載されたのは1995年に登場したJA22 から。それまでのジムニーに搭載されていたリーフスプリング(重ね板バネ)のサスペンション方式に比べると、乗り心地と接地性が大幅に改善されたといわれる。JA22をマイナーチェンジした伊澤さんの2型も、コイルサス搭載モデルだ。
コンパクト四駆の世界

後部座席は前方に跳ね上げてたたむ

コンパクト四駆の世界

前輪中央の手動式フリーホイールハブの操作で、前輪と駆動軸を切り離して、燃費を向上させる

「乗り心地は悪くはありません。何よりも小回りが利くので、森の中や本格的な山道を走っても楽しいですね」と、伊澤さんも満足している。  ネットの中古車販売サイトに条件登録し、半年ほどかけて探したこのジムニー、値段は陸送費込みで約30万円。メカ好きな前の持ち主がリフトアップをはじめいろいろと手を加えていて、整備状態も問題なさそうに思えたため、伊澤さんはほぼそのままの状態でしばらく乗っていたそう。しかし、少しずつ細かな傷から錆も出始めていたので、思いきって全塗装することにした。
コンパクト四駆の世界

塗装に使った塗料はおよそ2㎏で、手持ちのものも使ったので費用は1万円ほどで済んだとか。インタークーラーの吸気口があるボンネットもマットな風合いに

コンパクト四駆の世界

伊澤さんは、このジムニーを買ってから山道を走るのが楽しくなったという

「色はいわゆる世田谷ベースカラーをイメージしましたが、我ながらうまく塗れたと思います(笑)」  地元ではジムニー、長距離移動はエクストレイルとうまく使い分けながら、伊澤さんは四駆のある暮らしを楽しんでいる。 取材・文/後藤 聡エディターズ(エディターズ・キャンプ) 撮影/山田耕司(扶桑社) 
1
2
コンパクト四駆の世界

日本のオフロードにはコンパクト四駆が一番!

おすすめ記事