恋愛・結婚

コロナ下で彼氏に内緒でクリスマスパーティに参加、思わぬところで足がつき…

言い逃れができない状況

電話 その写真はアプリで加工され、日付までしっかりと入っていた。言い逃れが出来ない状況になってしまった麻耶さんは、彼に電話をかけた。 「やばいと思って血の気が引きました。電話の先で、彼はものすごくテンションが低い。どうやら、女子会メンバーの1人と彼の友人がSNSで繋がっていたらしく、そこから知ってしまったみたいなんです」  麻耶さんもSNSはやっているものの、クリスマスの件には一切触れていなかった。彼にバレることはないだろうと思っていたようだ。

「もう信用できない」

「とにかく謝りました。クリスマスに1人は耐えられなくて、誘惑に負けましたって。1時間ぐらいずっと謝っていたんですけど、結局はフラれてしまいました」  彼からはあらぬ疑いまでかけられた挙句、「もう信用できない」ということだった。 「私もさすがにあの女子会がキッカケで別れることになるとは思わなかったからビックリしました。彼からは、コロナ禍なのに集まっていたことが気に入らない、そもそも本当は女子会じゃなかったんじゃないか? 女だけでわざわざコスプレするか? 本当は男がいて、いかがわしいパーティしていたんじゃないか? って。ぜんぜん違うのに。最初は別れたくなかったけど、ちょっと面倒くさくなったので、もういいかなって」  麻耶さんは晴れ晴れとした顔で「あのまま付き合っていても、きっと別れていました」と振り返る。今年のクリスマスは堂々と女子会ができると満面の笑みだった。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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