更新日:2021年12月29日 12:15
カーライフ

見た目は軽トラ、走りはジムニー! 究極のオフロードカー誕生秘話

熊本地震後の作業でも先遣隊として活躍したジムニー

 2016年4月に発生した熊本地震はまだ記憶に新しいが、ちょうど完成したばかりだったこの軽トラは、地震で道路が崩れてしまった過酷な現場にも入っていくことができた。そのため、先遣隊として乗り込んで現地の状況確認をするうえで大いに活躍したという。 「7インチほど車高を上げているので、ジムニーでも入っていけないような場所にも入っていけるし、荷台に必要な道具を積めるという実用性の高さもあります。いろいろ手を加えたので最終的に300万円近くかかっていますが、走りのよさとパワーは文句なくいい。ただの遊びグルマというわけじゃありません(笑)」
コンパクト四駆の世界

サスペンションアームを赤く塗装して足回りのアクセントにしている

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サスペンションの強力なショックアブソーバーが安定した走りをもたらしている

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キャリイのビルトインフレームが高いボディ剛性を発揮し、悪路走破性を高めている

ランボルギーニ、Gクラス…とにかくクルマが好き!

 もともと自他ともに認める“筋金入りのカーマニア”として知られるオーナーだけに、この軽トラ以外にもさまざまなクルマを所有している。  スーパーカーとして知られるランボルギーニをはじめ、アメリカ製の大型モーターホーム、フォルクスワーゲン タイプ2のWキャブ、最新型のメルセデスベンツGクラスなど、聞いているだけでうらやましくなるラインナップだ。
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専用ガレージに展示されている3台のランボルギーニ

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全長約10m、全幅約2.4mというアメリカ製のモーターホーム

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軽トラとフォルクスワーゲン タイプ2Wキャブを格納するガレージ。広々としていて実に贅沢な空間だ

「とにかくクルマが好きなので、ちょっと変わったものがあるとつい欲しくなってしまいます。田舎なので置いておく場所にも困りませんから(笑)。まっ、こうした興味があるからこそ、もう少し仕事も頑張ろうという気になれますしね」 取材・文/後藤 聡エディターズ(エディターズ・キャンプ) 撮影/早﨑太郎
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日本のオフロードにはコンパクト四駆が一番!

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