LINE監視に暴言の嵐…モラハラ男に洗脳された女性の壮絶な告白
モラハラ男にDV彼氏。世の中には付き合ってはいけない男性が潜んでいる。付き合う前は優しい紳士だったのに、交際が始まると態度が豹変。気が付いた時には逃げられなくなっていた——。
身体的・精神的暴力を繰り返された末、洗脳状態や共依存に陥り、別れたくても別れられない。そんな状況に苦しむ女性は少なくない。
元ブロガーのうさたそさんは学生時代、同棲していた彼氏に強烈な仕打ちを受けた。四六時中行動やLINEを監視され、事あるごとに「もう死んでやる」という“狂言自殺”に振り回された。洗脳が解けて逃げ出せるまでの実体験を赤裸々に語ってくれた。
Webマーケティング会社を運営するうさたそさん(Twitter:@usatasoblog)は、ダメ男ばかりに恋をしてきた元ブロガー。その恋愛遍歴は、周りから「ダメンズウォーカー」とあだ名を付けられるほどだ。その理由を彼女はこう語る。
「うちは昔から家庭環境があまり良くなく、特に父親との関係が良好ではありませんでした。そのせいか、昔は男の人からの愛に飢えていました。とにかく愛されたくて仕方なかったんです。でも自己肯定感が低いので、真っ当な愛情を向けられることに軽い恐怖感もあって……自分と同じように、常に不安を感じている人じゃないと安心できませんでした」
「どうせ私なんて……」そんな自信の無さから、「私レベルでもいけそうな人」を選んではアプローチしていた。その結果、性格に問題のある男性ばかり引き当ててしまっていたという。
彼女の恋愛至上“最恐”だった相手は、大学時代に交際していた祐介(仮名)だ。
「当時私は飲食店でアルバイトをしていて、彼はそこのオーナーでした。27歳年上のバツ2です。その頃はめっちゃ好きだった人に『お前病みすぎていて無理』ってフラれたばかりで……自暴自棄になっていました」
傷心していた時にバイトで終電を逃し、職場の事務所に泊めてもらったうさたそさん。その日は祐介も事務所内で泊りがけの仕事をしており、夜通し会話する中で好きになっていった。
「優しさを感じて好きになっちゃって。すべてを包み込んでくれる大人の余裕みたいな雰囲気に騙されてしまいました。でも付き合ってみると、度を越えた束縛男だったんです」
当初は心が広く包容力も見せていた祐介。元々依存癖があったうさたそさんは、「ずっと一緒にいたい」とすぐに同棲を決めた。だが交際が始まって少し経った頃、不穏な出来事が起きる。
親子関係が原因で男性からの愛に飢えていた
大人な雰囲気に騙されて27歳年上と交際
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0
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