夫のおかげで、過去の恋愛を全部笑い話にできたと微笑むうさたそさん。自身が味わったものと同じ苦しみや悩みを持つ人に向けて、伝えたいことがあるそうだ。 「本当に自分のことを大切にしてくれる人は、『私は多くの人に愛される存在だ』と思えるような、肯定的な感情を与えてくれます。交際相手との関係に悩んでいて、『この人以外に愛してくれる人なんていないかも』と思っている人も多いかもしれません。でも、それは相手にそういう風に思わされているだけです。あなたを愛してくれる人は他にもいると、断言できます。少しでも違和感があるなら、その感覚を無視しないで向き合ってみてください」 　苦労して掴んだ幸せ。苦しい交際から抜け出すには、相手だけでなく自分自身と向き合う勇気が必要なのだろう。 　 ＜取材・文／倉本菜生＞福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X（旧Twitter）：@0ElectricSheep0、Instagram：@0ElectricSheep0