「“自称”雨男と結婚しないほうがいい説」は本当?一緒にいると苦労するかも
ネット記事などに「恋愛対象として気を付けたい男性の特徴」をよく見かけますが、実際のところどうなのでしょうか。
はてな匿名ダイアリーに10月中旬、「雨女/雨男と自覚しているやつを結婚相手に選ばない方がいいという話」という投稿がされ、大きな注目を集めました。
投稿では、“自称雨男(雨女も)”は「不満を見つけがちな人間」の可能性が高く、それでいて不満を根に持つ傾向があるため、パートナーとして選ぶべきではない、という持論が展開されています。
加えて、自分のことを運が悪い人と思い込む人間は、「自分の能力や待遇に対して思うような結果が得られていないのは、自分を取り巻く環境や人たちがきちんと評価してくれないから」と他罰的・他責的な心理傾向を有していると分析しました。
一見、投稿者の独断と偏見が強そうな内容ですが、「わかる気はする。ネガティブな人といっしょにいるとしんどい」と共感を集めた一方、「好きになった相手が、自分のことを雨女(雨男)と言っていても、『じゃあ、結婚はできないな』とはならないだろう」と懐疑的な声も少なくありませんでした。
実際のところ、“自称雨男”はパートナーにはしないほうが良いのでしょうか。『恋活卒業!マトモな男とだけすぐに付き合える方法』(かんき出版)の著者であり、婚活アドバイザーの結太朗(むすびたろう)さんに話を聞きました。
【女子SPA!より転載。リンクなど元記事に移動します】⇒女子SPA!トップへ
――“自称雨男”はパートナーに選ばないほうが良いですか?
結太朗さん(以下、結):ネガティブな意味での雨男なら、基本的には選ばないほうが無難です。やはり、何かにつけて自分自身を天候という外的要因に紐づける人は、自分の言動を反省することが少ない傾向にあるため、一緒にいると苦労します。
また、雨が降るおかげで農作物が育つため、雨は見方を変えるとポジティブな現象と捉えられます。にもかかわらず、「雨=悪いこと」とネガティブに解釈する後ろ向きな価値観が伺えます。その点でもパートナーとしてはあまりおすすめしません。
――“自称雨男”にはどのような性格の傾向があると思われますか?
結:やはり、「失敗したくない」「何をやってもどうせ上手くいかない」といったネガティブ志向が強いです。私はオリンピック選手のメンタル面のサポートにも携わっているのですが、選手たちには「自分は運が良い」「土壇場に強い」といった自己暗示をかけるように勧めています。
というのも、ポジティブ思考は気持ちに対しての大切なアプローチ法であり、それはアスリートだけでなく一般の方も同じです。ポジティブ思考であれば本来持っている力を発揮できますが、ネガティブ志向が強いと仕事や私生活においてブレーキをかけてしまいがちになります。
もちろん物事を慎重に見極めるシーンにおいては、ときにネガティブな側面に目を向けることも必要です。ですが、ネガティブ志向が常態化している人をパートナーにした場合、女性は振り回されて大変だと思います。
――全員ではないにせよ、“自称雨男”には気をつけたほうが良さそうですね。
結:とは言え、イケメンだったりハイスペックだったりする“自称雨男”も存在します。
“自称雨男”は先述した通り、ネガティブ志向が強い傾向にあります。ですが「雨が降ることを喜ぶ人もいるんだよ」「農家の人に感謝されてるかもね」といったポジティブなメッセージを女性側が伝えながら、上手く方向転換できれば、十分魅力的なパートナーになり得ると思います。
――どういう男性が恋愛・結婚に向いているのですか?
結:恋愛や結婚に適している男性は将来的な仕事のプランや、「子供は何人欲しいのか?」といった結婚後のビジョンについて具体的に話してくれる男性です。細かい話だと、デートに行った際にツーショットの写真を撮る、デートの約束をリスケしても怒らず応じてくれるなど、ちゃんと向き合ってくれる男性を見つけることが重要です。
――上手く見つけるテクニックなどはありますか?
結:自著『恋活卒業!』でも書きましたが、例えば「最後に彼女がいたのはいつ?」「元カノと別れた理由は?」といった質問をぶつけてみてください。
「最後に彼女がいたのはいつ?」と聞いて「つい最近別れた」と回答した場合、いい意味では気持ちの切り替えが早いといえますが、基本的には「いやになったらすぐ別れればいい」という考えなので付き合っても長続きしない可能性があります。こういった質問を用意しておくと、おのずと素敵な男性を見分けられるようになるでしょう。
――効果的な質問を用意しておくことが大切そうですね。
結:はい。いろいろな角度からの質問を投げかけることをオススメします。
“自称雨男”は本当にネガティブ人間なのか
「元カノと別れた理由は?」素敵な男性を見分ける質問術
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