なぜか彼氏から雑に扱われる33歳女性。「尊敬できる人がタイプ」の呪い
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
一度もお付き合い経験がない方の婚活をお手伝いするより、恋愛経験はあるものの元カレがだめんずだらけという女性の婚活をお手伝いする方が難しいと感じます。
だめんず・うぉ~か~」の方々は警戒するポイントがズレておりどんどん行動してしまうのです。
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例えば「すごくタイプ! 朝まで一緒にいたい!」と言われて、ホテルに行っちゃったと事後報告がきても、そこからその男性の本命彼女になって結婚に持ち込むのは無理な話。ホテルに行った事実を、無かったことにはできません。
恋愛婚活をサポートする立場の私たちも、行動しない人をあと押しして行動の一歩を踏み出すお手伝いはできても、起こってしまったことは消せないのです。
だめんず彼氏といっても、多額の借金があるとか浮気を繰り返すといったド派手なエピソードがあるという分かりやすいケースは少数派。多いのは、思いやりがない言動が目立ち、彼女を軽く扱うといったうっすらモラハラ傾向があるような男性のケース。彼らはいい大学を出ていたり少々スペックが高いケースも珍しくありません。
そして、歴代彼氏みんなから雑に扱われていても「元カレがだめんず」と思っていない女性も多いです。
私のところへご相談に来た久美さん(33歳・仮名/銀行勤務)もそんな、元カレがだめんずという自覚がないお一人でした。大学時代の元カレは部活・アルバイト・友達を優先し、会う時間をほとんど作ってくれず。時間も場所も彼の都合優先だったとか。
25歳から29歳まで5年間付き合った会社の先輩も久美さんの優先順位が低く、忙しい彼に合わせて、いつでもデートできるようにスケジュールを空けておかなければいけなかったそう。
結婚を意識する年齢になっても、彼氏は結婚する気があるのか確認できず、30歳になる直前になってやっと聞いたところ「今のままがいい」と言われてやっと別れることを決意した、と久美さん。
「元カレさんとお付き合いしていて優先順位が低いなと感じた時もあったと思うのですが、それでも予定を合わせたりしたのはなぜでしょうか?」
「彼の方が忙しいし、彼の方が年収も高いし、食事代は出してもらっているから、私の方が時間は合わせなきゃと思っていたんです」
「そうだったのですね」
恋愛経験のない方は警戒心が強すぎ、不安でなかなか行動しないことが多いのですが、「
彼氏から雑に扱われているのに気づけない
「彼の方が忙しいし年収も高いから、私が合わせなきゃ」
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