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年始に届いた“あけおめLINE”。「結婚はどう?」不要な近況報告に超ウンザリ

20人近く送って返事がきたのは3人

頭を抱える男性 あけおめLINEをもらって不快な思いをした人もいれば、あけおめLINEを送ってしくじったという人もいる。浩介さん(32歳・仮名)は「“ワンちゃん狙い”でいろんな女のコにLINEして、逆に凹みました」とうつむく。  ワンチャン狙いの真意とは、“もしかしたら会えないかな”ということだそうだ。 「何年も連絡してない元カノとか、関係があった子とか、結構な人数にあけおめLINEをしたんです。久々に会えないかなって」  合計20人近くに送ったが、返ってきたのは「たったの3人」。しかも、素っ気ないものだったという。 「既読無視がほとんど。2人には着信拒否までされていました。元カノ1人と、以前は俺のことが好きっぽかった女のコから返信がきましたが、みんな『元気だよ〜』と答えるだけ。俺としては『元気? そっちは最近何してるの?』とか、ラリーが続くことを期待してたんですが」  浩介さんはここで諦めることもなく、3人に対して丁寧に自分の近況報告をした。自然に会う流れを作ろうとしたが——。 「元カノからは『結婚したから』と言われて。ほかの2人にかんしては、もう連絡不要ですって空気を感じたので、それ以上は送りませんでしたけど」

嫌悪感を抱かれていることに気づいた

 見事に作戦失敗したわけだが、後日もっと悲しい事実を知ることになる。 「仲良い男女で新年会があったんですが、そこで女友達に『Aに連絡したでしょ〜? Aが呆れてたよ』と言うのです」  Aとは、浩介さんのことが昔好きだったという女性だ。 「俺の思惑が全部バレてたんです。『どうせ正月で暇つぶしに連絡してきただけでしょ』って。『彼が良いなと思っていたのも何年も前の話だし、未だに気があると勘違いされていて困る』とまで言っていたそうなんです。  確かに、付き合ってもいない男をずっと好きでいてくれるわけがないのでしょうが、そこまで嫌悪感を抱かれているとは思いませんでした」  浩介さんは「もう来年は絶対に送りません。男は昔付き合っていたとか、関係を持った女性とか、まだ自分を好いてくれているんじゃないかって期待しちゃうんです。でも、違うみたいですね……」と嘆いていた。
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“忘れたい人”からはたくさんLINEがくるのに…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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