キャバクラ嬢がバレンタインについた嘘。大恥かいて「細客が離れていった」
もうすぐバレンタイン。既製品にするべきか、手作りにするべきか……。「SNSがキッカケでバレンタインに大恥をかきました」と笑うのはココロさん(26歳・仮名)。彼女は誰もが知る都内有名店のキャバクラ嬢だった。
「コロナ禍の営業休止などで働けなくなって、貯金もないし、そこまでやる気があるわけではなかったので辞めました。今はお客さんのコネで企業の受付嬢としてのほほんと働いています」
そんなココロさんがバレンタインで大恥をかいたというのは、バリバリのキャバクラ嬢だった数年前。
「キャバ1本で月100万円は稼げていました。シンプルに時給も高かったし、そこそこ良いお客さんがついてくれてたので、そんなに頑張らなくても裕福な生活ができました」
キャバクラでは、自分やお客さんの誕生日、クリスマス、バレンタインなど、売り上げにつながるようなイベントがたくさんある。
そのなかでもココロさんは「ダントツでバレンタインが苦手でした」と当時を振り返る。
「バレンタインはお客さんにパンツとか靴下とか色々あげていたけど、結局は手作りチョコをあげている子のほうがウケが良かった。私は本当に料理が苦手で、いくらチョコは簡単と言っても小学生が作れるようなものはさすがにあげられないし……」
そんな話を何気なく友人に話していると、思わぬ提案をされたそうだ。
「調理師の免許を持ってる友人が『私がチョコ作るから、バイト代ちょうだいよ』と言うんです。必要なチョコは50個ほど。そのなかで太客(お金をたくさん使ってくれる客)に10個とか。そのお客さんがどのぐらいお金を使うのか、そのレベルに合わせて作ってもらうことにしたんです」
予算はアルバイト代を含めて10万円。少々……いや、むしろ高いような気もするが。
「他にいた友人もみんな同じこと言ってました(笑)。でも毎年、下手したらチョコだけで20万円以上はかかっていたから、安いなって思いました。高収入だったから金銭感覚も狂っていたんでしょうね」
バレンタインに大恥をかいたキャバクラ嬢の顛末
チョコ作りを友人に頼んだ
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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