仕事

現役看護師が見つけた“心の拠り所”「コロナ禍で毎日泣いていた」

“心の拠り所”をつくること

ゆなしゃん ゆなしゃんは看護師の仕事についてこう話す。 「患者さんにとって、いちばん身近で安心できる存在、“心の拠り所”が看護師だと思うんです。忙しいと寄り添ってあげられないこともあって、まだまだ未熟だなって反省することも多いのですが。いつか“あの看護師さんに担当してもらって良かったな”と思ってもらえたらうれしいですね」  コロナ禍にも翻弄されながら、それでも踏ん張ってこれた。三足のわらじを履く生活、それは誰かにとっての“心の拠り所”をつくりながら、自分にとっての“心の拠り所”をつくることでもあったのだ。  一方で「まだ何も残していない」という思いもある。今後の目標については「日本AED財団の“AED大使”になりたい」。  もともと、芸能人を目指しているわけではなかった。リスナーからは「近所のお姉ちゃんとか親戚みたいに思われている」とゆなしゃんは笑う。ふだんは一般社会の現場で働く彼女だからこそ、伝えられることもあるだろう。 <取材・文・撮影/藤井厚年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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