もともとファティーグジャケットはベトナム戦争時にアメリカ軍が着用していたミリタリーウェアで、現地の高温多湿な気候に対応できるよう開発されました。そのため、もともとの素材もコットンなど通気性のある素材で作成されています。 　なので、現代でもファッションアイテムとしてファティーグジャケットは多く展開されていますが、薄く軽い生地で作成されていることが多いです。ジャケットという名前ですが、羽織るとジャケットとシャツの中間ぐらいのイメージになります。 　こちらは適度なシワ感がある素材感。シワ感とはいえ、シャツにシワがついているような印象ではなく、アイテムの雰囲気と相まって古着のような印象になっています。 　特徴的なのは4つのポケット。こちら上2つは斜めに取り付けられています。これにも理由があり、ポケットに収納した荷物を取り出しやすいから。単にデザイン上で斜めにしているわけではなく、こうした機能に基づいたデザインはミリタリーアイテムの魅力ともいえるでしょう。 　今のトレンド的にもレギュラーカラーでポケットが多くついた装飾性のあるアイテムはオススメ。羽織るだけで今っぽく見せてくれます。 　着用しやすく、合わせやすく、スタイルもよく見えるのでファティーグジャケットを持っていない方はこのタイミングで手に入れるのもアリです。