女優・若月佑美が「老いるって面白いな」と感じたワケ
人の何倍もの速さで老いていく
――試写で見させていただいたときに物語に加えて、桜などの映像美が印象的でした。
若月佑美(以下、若月):撮影自体も昨年3月から5月にかけて撮っているんです。日本の象徴の桜が題材になっていることや、それがNetflixという世界配信コンテンツのなかの作品の一つであることが素敵なことだなと思いますね。限りある時間のなかで、人を思うことの大切さを感じてもらえる作品になっていると思います。
――純愛ストーリーの作品に出演されるのは初めてだとお伺いしました。今まで経験されてきた現場とは違うものでしたか?
若月:そうですね。ラブコメには出演したことがあるんですけど、フィクションの世界を描くにあたって、現実よりもちょっと色づけして演じることが多いんです。例えば、驚くにしても普段より表情やリアクションをオーバーにすることで作品が面白くなったりする。でもこの作品は、とにかくリアルに寄せるというか。
やっぱり現場に入るときにはスイッチを入れて、普段の自分よりもギアをあげて臨むということをやってしまいがちなんですけど、監督から「人をリアルに、そのまま演じてくれればいい」ということを教えてもらって。例えば、中島さんと対話するシーンで「苦しい」とか「悲しい」っていう思いで胸がグッとなっても、それを表情には出さずに、心のなかに留めて演じるというお芝居を教えていただいて。それがすごく印象的で勉強になりました。

悩みごとを解決しようとする自分も意外と好きなんです
1
2
【関連キーワードから記事を探す】
この記者は、他にもこんな記事を書いています




