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コンビニ飯だけで約10㎏減!常識を覆す「コンビニダイエッター」を直撃

365日すべての食事をコンビニで

「コンビニ飯=不健康」というイメージもいまは昔。今ではコンビニ大手各社がたんぱく質を押し出した商品や腸活を謳う商品など、世の健康志向に沿ったメニュー開発が進んでいる。となれば、自炊することなく、コンビニ飯だけでも健康かつラクに痩せられるのではないか……。 そんななか、実際に「ほぼコンビニ飯オンリー」の食事で、100日で5㎏も体重を落とした人がいた。それがツイッターで、7万人近くのフォロワーを集めるKatsuさんだ。「コンビニダイエット研究」という肩書を名乗っているように、 365日ほぼすべての食事をコンビニの商品で過ごし、ダイエットに成功したという。

Katsuさんのツイッターアカウント。コンビニダイエットの情報を発信し、フォロワー数6.9万人に爆増中だ

「別に太っていることに悩みがあったわけじゃないんです。いまはウェブ関連の会社を経営しているんですが、オフィスの隣に入居している人がパーソナルトレーナーで。日々顔を合わせて話していると、『脂質を抑えるダイエット』のコツを教えてもらったんですよ。でも、僕は自炊が大の苦手で、毎回そんなに凝った料理なんて作れない。すると、『今のコンビニ飯は優秀だから、それを食べるだけでも十分体重を落とせるよ』と教えてくれて、これは朗報だぞ、と」 コンビニ食品ばかりを食べる生活を始めたのは、2021年1月ごろ。最初は「ある商品」にハマり、朝昼晩のメインメニューとして食べまくったという。 「ローソンの『大盛りチーズグラタン』ですね。冷凍だったから保存も効くし、なによりおいしかったので、飽きずに3食そればかり食べていました。周りからは『体調悪くならないの?』って心配されるんですけど、全然そんなことはないし『栄養が足りないかな?』と感じたら、補完する商品を一品追加するようにはしていました」

コンビニダイエットのコツは「脂質」の見極め

さらに、Katsuさんはそのコンビニ飯ばかりの食生活に週に2、3回の筋トレを組み合わせることで、開始から8か月後には約10㎏の体重減と体脂肪率7.8%を達成したという。 「やったことは、日々、ある“ルール”に沿ってコンビニ飯を買って食べるだけ。たまに筋トレもしますが、そんなにガッツリやるわけではなく、あくまで食事中心です」 1年以上も「コンビニダイエット」を続けてきたKatsuさんによれば、以下のルールを守った食生活をすることが、ダイエット成功への道だという。 1 食事時間は自由 2 週2~4食はチート食(好きに食べる)もOK 3 1食は脂質15g以下に抑える 4 糖質摂取の理想は女性:40~60g、男性:60~80g(1食) 5 食間は6時間あける(睡眠時除く) 6 野菜は無限に食べてOK 7 間食するならお米を増やす 8 果糖/砂糖/アルコールは避ける 9 多少の運動をする(普段より歩くなど) 「特に意識してほしいのが、『脂質15g以下』です。気にせず外食ばかりしていると、一食で脂質が30gを超えるなんてこともザラなんです。でも、コンビニの商品は、成分表がちゃんと記載されているので一目瞭然。僕はコンビニでメニューを選ぶ際には、この『脂質15g以下』をルールに、該当する商品を日々“ハント”しています」

脂質15g以下の商品を「”ハント”する」と表現するあたりに、コンビニダイエッターとしてのこだわりがうかがえる

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炭水化物は「好きなだけ食べていい」
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大学を卒業後、土方、地図会社、大手ベンチャー、外資など振り幅広く経験。超得意分野はエンタメ

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