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ダサすぎてヤンキーに絡まれる髪型のブラック校則「地元では通称“オカッパ中”でした」

「本当に女子高生?」あまりの短髪にショック

「入部するためには、前髪ルールは強制的に守らなくてはならないため、美容院へ行きました。担当の美容師さんにきちんとルールを伝え、ベリーショートにしたのを覚えています」  仕上がりを見ると、「本当に女子高生なのか……」と目を疑ってしまうほど。まるで男子のようで切なくなったという。 「オシャレに興味をもち、ヘアスタイルも女の子らしさを表現したい年頃でもあったので、このルールはブラックだなと感じました。部活は、練習でのやる気や努力、気持ちがいちばん大事であり、髪型で決まるわけではないのに」

守れなかった場合のブラックすぎる罰則

 厳しいルールに反発し、守らない人も数名いたそうだ。その生徒に対して顧問は、「ルール違反だ!」と激怒し「3日以内に髪の毛を切ってきなさい!」と指導してきたと話す。 「切って来なかった人にはルール違反として、部活の練習終わりに校庭を10周走るという顧問がつくった理不尽な罰がまっていたんです。私は、罰を受けるのが嫌だったので、部活を引退するまでルールを守りました」
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ブラック校則がきっかけで「なりたい職業」が見つかる
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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